2026/8/2
今の季節は暑すぎるため、我が家ではプール遊びをしています。
といっても、プールならどこでもできるとは思っていません。建物によって西日が遮られ、午後は完全な日陰になる場所だからこそ、何とかできています。
完全な日陰に加えて、水遊びをし、時々シャワーで水をかける。さらに、定期的に水分を取り、屋内で休憩する。ここまでやって、プール遊びが成立しています。
今の夏は、単に「暑い」という程度ではありません。日中に屋外で体を動かすこと自体が危険です。
僕自身、ポスティングをするときは、午前9時以前か午後3時以降でなければ活動できません。水分を十分に用意し、暑さ対策をしていても、それが現実です。
大人でもそうなのですから、子どもに真昼の公園で走り回ることを求めるのは無理があります。
子どもにとって外遊びは、心身の健全な発育を促すうえで、とても大切です。体を動かすだけでなく、遊び方を考えたり、自然に触れたり、ほかの子どもと関わったりするなど、教育的な意味も大きいものです。
しかし、今の夏は、その外遊び自体が成立しにくくなっています。この状況が続けば、子どもが日常生活の中で体を動かす機会は、ますます減っていくのではないでしょうか。
芦屋市には、陽光町にウォーターパークがあります。しかし、日光を遮る屋根などはほとんどなく、暑さを和らげる手段は、水と自然の風に限られています。水遊びができるとしても、屋根や十分な日陰がなければ、長い時間安心して遊べる場所にはなりません。
公園は、設置すること自体が目的ではありません。公園を設置し、子どもの遊びや運動、市民の休息や交流、健康づくりの場として機能させることが目的です。
都市公園法が制定され、公園が整備されてきた時代と比べると、夏の気候条件は大きく変わっています。
気候が変わったこと自体は、行政の責任ではありません。しかし、気候の変化によって、従来の公園では本来果たすべき機能を十分に果たせなくなっているのであれば、その状態を放置してよいのかという問題はあります。
公園が存在していても、暑さのために利用できないのであれば、夏の間は実質的に機能していないことになります。
以前、一般質問でも、芦屋市には夏に子どもが遊べる場所がほとんどないことを取り上げました。施設があるかどうかではなく、実際に利用できるかどうか。そこまで含めて考えなければ、市民の活動場所を確保したことにはならないと思います。
今の夏、商業施設は身近な避暑地になっています。冷房があり、トイレがあり、食事もできる。子どもを連れて歩くこともできます。
映画館も助かります。体を動かす場所ではありませんが、涼しい場所で親子一緒に過ごすことができ、観た映画やその前後の時間も、子どもにとっては夏の思い出になります。
商業施設や映画館が悪いわけではありません。むしろ、非常にありがたい存在です。
一方で、本来は公園などの公共空間が担っていた子どもの居場所や市民の活動場所を、民間施設が事実上補っている面もあります。
暑さを前提とした日よけや屋根、涼しく休める場所、屋内で体を動かせる施設など、夏でも実際に利用できる環境をどう確保するのか。気候が変わった以上、公園や公共施設に求められる機能も、変えていかなければならないと思います。
市民のみなさんの声が市政をより良くするヒントになります。今回のテーマに限らず、市政全般についてのご意見をお聞かせください。匿名で投稿できますので、ぜひこちらのフォームからお寄せください。
この記事をシェアする
ホーム>政党・政治家>大原 ゆうき (オオハラ ユウキ)>暑すぎる夏。子どもはどこで遊ぶのか