2026/5/22
今日は市議会主催による議員研修会がありました。今回のテーマは「非行・問題行動のあった子どもへの対応について」。神戸少年鑑別所の職員の方から、少年鑑別所の役割や日々の取組についてお話を伺いました。
僕自身これまで少年鑑別所と関わる機会はありませんでした。施設の存在は知っているものの、詳しい話を聞けたのは今回が初めてです。
そのため、少年鑑別所がどのような役割を担い、職員の方々がどのような思いで少年たちと向き合っているのかを知ることができたこと自体が、大きな学びだったように思います。
研修では、非行の背景には家庭環境や人間関係、発達特性、孤立など様々な要因があることや、問題行動そのものだけを見るのではなく、その背景を理解することの重要性についても紹介されました。
もちろん、問題行動や犯罪行為が許されるわけではありません。しかし、なぜその行動に至ったのかを理解しなければ、再発防止や立ち直りにつなげることも難しいのだろうと思います。
議員としては、非行や犯罪行為に走る少年少女を一人でも少なくできたらと思います。
ただ、今回の研修を聞いていると、非行や問題行動は家庭環境や人間関係、生きづらさなどによって生じた歪みが表面化した結果なのかと感じさせられました。非行や犯罪行為を減らしますと目標を掲げてしまうと、問題の本質からずれてしまうような感覚を受けました。
そう考えると、非行そのものを減らすというよりも、その背景にある課題をどう改善していくのかという話になります。もちろん簡単に答えが出る問題ではなく、非常に難しいテーマなのだろうと思います。
軽微な犯罪であり、更生の余地がある少年については、社会として再出発を支えていくことも大切だと感じます。
一方で、人の命を奪うような重大犯罪については、被害者や遺族の立場から考えると簡単に答えが出る問題ではありません。
人の未来を一方的に奪っておいて、更生と言われても納得できないと感じる方がいるのは当然だと思います。僕自身が被害者遺族の立場になったことはありません。しかし、もし自分がその立場になったとして、「法律がそうだから」と割り切って受け入れられるかと言われると、納得できる自信はありません。
少年法の中でも最も難しい論点の一つなのでしょうし、おそらく簡単な正解はないのでしょう。
今回の研修では、直ちに政策のための発想を得たというわけではありません。しかし、議員という立場であっても普段の生活ではなかなか触れることのない世界について知り、その背景にある様々な課題について考える機会になったことは、非常に有意義だったと思います。
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