2025/12/24
令和7年11月28日(金)に開会した今定例会は、 12月23日(火)に閉会しました。補正予算案17件、条例案16件、単行案5件、人事案1件を審議・可決したほか、請願2件、陳情12件を審査しました。
一般質問では、スタジアム整備やクマ対策について多くの質問があったほか、様々なテーマが取り上げられました。補正予算案は、国の総合経済対策関連事業、物価高騰対応関連事業、ツキノワグマ被害防止対策事業、災害復旧関連事業のほか、秋田市ふるさと応援寄附金推進事業などが審議・可決されました。市民生活に関連するものとしては、家庭ごみ処理手数料に引き下げに向けた検討状況が報告されました。来年7月からの引き下げに向けて、準備が進められています。
新聞やテレビ報道でご存じかと思いますが、新設とASPスタジアム改修の2つの案について、「Jリーグのスタジアム基準を満たすことができるか」、「新設よりもコストメリットがあるか」、「新設と同程度のスケジュールで整備できるか」という観点から、これまで比較検討が進められていましたが、今定例会で議会に結果が報告されました。
具体的には、5千人、7千人~8千人、1万人という3通りの施設規模について、新設と改修のそれぞれの場合の配置案を作成し、Jリーグと協議しながら、概算事業費や整備スケジュールなどを整理したものが示されました。ASPスタジアムを回収する場合、整備費用は新設の場合とほぼ変わらず、国からの交付金などの財源の面からも、改修を選択する合理的な理由はないと判断されました。一方、新設の場合は、5千人規模であっても、整備費用はこれまでの想定の90億円程度を大きく上回る約142億円となる見込みであり、秋田市が単独で事業主体となるのは無理があります。今後の3者協議の行方を見守りたいと思います。
市場内事業者の要望を取り入れつつ、使用料負担を抑える新たな整備手法が提案され、概ね市場内事業者の賛同を得ることができた旨の報告がありました。
家庭ごみ処理手数料の引き下げに向けた検討状況が報告されました。来年7月からの引き下げに向け、準備が進められています。
秋田中央交通が令和7年10月から平均で21.18%増となる運賃値上げを行ったことから、本市の厳しい財政状況の中でもコインバス事業を継続させるため、令和8年4月乗車分から利用者負担額を100円から(急激な負担増を抑えて)150円に増額します。これにより市の負担は、現行の約2億3千万円から約2億5千7百万円と約2千7百万円の増加に留めることができます。
平和公園及び北部墓地の合葬墓が500体分追加され、埋蔵可能数はそれぞれ540体と546体となります。
国の総合経済対策関連事業、物価高騰対応関連事業、ツキノワグマ被害防止対策事業、災害復旧関連事業のほか、秋田市ふるさと応援寄附金推進事業などが審議・可決されました。
飲食店への支援策として、キャッシュレス決済で支払った飲食代金の20%がポイントで還元される事業が承認されました。1回あたりの還元額は2,000円まで、実施期間内の還元総額は5,000円までです。来年2月中旬から5月まで実施される予定ですが、予算上限2億円に達した時点で終了となります。
秋田駅前大型商業施設を支援するため、各施設が連携して実施する販売促進事業に対して補助する秋田駅前大型商業施設消費喚起支援事業が承認されました。西武秋田店、秋田駅ビルトピコ&アルス、秋田オーパ、フォンテAKITAで組織する団体が、プレミアム率20%の地域商品券を発行するほか、各施設が連携する特別企画を行い、来街の動機づけを図るとともに、共同販促で店舗間の回遊を促進するものです。
これらの事業の財源は、全額が国の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金の対象となるため、秋田市の持ち出しはありません(市の一般財源は使いません)ので、反対する理由はないものの、キャッシュバックやプレミアム商品券に公金を使うことが正しいことなのかどうか私には疑問です。
エネルギー価格等の物価高騰に伴う生活支援策として、経済的に困窮する世帯(市県民税非課税世帯)に対し、冬期間における燃料費等の一部を助成するものです。令和8年3月に申請書が対象者に送付されます。申請書を市に提出してから3週間程度で、1世帯当たり6,100円が申請者(世帯主)の金融機関口座に振り込まれます。
児童手当支給対象児童を養育する児童手当受給者に対し、物価高対応子育て応援手当(児童1人当たり2万円)が支給されます。
緩衝地帯の整備のほか、市街地へのクマの出没を抑制するため、果樹(柿・栗)の伐採を行う個人・町内会に対して、経費の一部を補助する事業も承認されました。住宅地(市街化区域)周辺にあるクマを誘引する果樹(柿・栗)を業者に依頼して伐採する場合に、伐採にかかる経費の1/2以内、上限額25,000円が補助されます。来年2月から申請受付を開始し、3月までに交付決定、事業完了とするスケジュールになる見込みです。
令和5年11月定例会において条例案が否決されたことから、動物園を将来に渡って安定的に維持運営し発展させることと、市民負担の適正化とのバランスをどのように図るべきか検討が進められてきました。
その結果、高校生以下の子どもは引き続き無料とし、大人は、他の公立動物園の料金等を参考に1,000円と定められました(旭川市旭山動物園、盛岡市動物公園と同額)。70歳以上の市民は無料でしたが、本市の「老人保健福祉月間(9月)」を無料期間とし、それ以外の期間は大人料金となります。年間パスポートは、平成14年度に設定した当初と同様の比率(当日券の2.4倍)の2,400円となります。ほとんど利用されることのない回数券は廃止されます。
令和8年4月1日から新たな入園料となりますが、それ以前に購入した入園券や年間パスポートなどは、4月1日以降も使うことができます。
次のWEBサイトに、より詳しい内容や関連資料、関連YouTube動画(ニュースなど)へのリンクを掲載したほか、議会資料の閲覧・ダウンロードができるページへのリンクを整理してありますので、ご活用ください。
秋田市議会議員 藤田信(藤田まこと)議会報告サイト(令和7年11月定例会)
本年もお世話になりました。誠にありがとうございました。
来る年もよろしくお願いいたします。
どうぞ良いお年をお迎えください。
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