2021/1/29
政治評論家を生業にした我が家でご飯を食べていた私は、テレビや政治が他の子よりも身近にありました。で、自然と「放送禁止用語」にも敏感に反応するようになりました。
生前の父は、番組でよくある特定の方や団体をディスるときに「アンポンタン」や「ポンスケ」という言葉を使いました。例えば、「あのカンナオトは新人時代からアンポンタンだと思っていたが、あんなにポンスケだとは思わなかった・・」みたいな使い方です。この場合、アンポンタンは形容詞、ポンスケは名詞的な日本語になると思います。
詳しいことはわからないですが、放送禁止用語一覧なる資料を見ますと、たしかに「アンポンタン」という言葉は載っていません。類義語に「BAKA」という言葉がありますが、どうやらこちらも放送禁止用語ではないようです。でも、放送であまり聞いたことはありません。慣用句で「BAKAでも〇〇〇でも」や「BAKA〇〇〇カメラ」は〇〇〇がNGですが、一般的にBAKAという言葉は不適切な感じとされているのかもしれません。
私が幼稚園に通う頃ですから昭和40年代に、すでに父はラジオやテレビに出ておりました。なので、「放送禁止用語」には造詣が深いというか、失言で何回も痛い目にあってきた結果、「アンポンタン」、やがては「ポンスケ」に行きついたのだと思います。少し笑いがとれる語感もあってテレビ向きかもしれません。もっとも、みやけひさゆきウォッチャーの人が言うには、「よっぽど、頭に血がのぼった時はBAKAを使っていましたよ」ということでした。
こんなことを書くと、うちの父親はよっぽどキレやすい人格!?と思われるかもしれません。泉下の人となった父の名誉のために弁明しますと、あれはすべて「演技」です。少し怒ったほうが、視聴率があがります。あと、テレビでは内緒にしていたかもしれませんが、学生時代は故加藤剛さんらを輩出した名門劇団「自由舞台(早稲田大学)」の出身です。よって、演技には若干の心得があったんだろうと踏んでいます、ハイ。
さて、明日は。そのDNAを継いだ私がギカイ業界で不適切な発言をしていないか!?というお話です。
(明日へつづく)※写真は関係ありません。

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