2026/3/29
姉妹・友好都市等との交流についてです。
品川区は、先方の都合により休止中のポートランド市を含め、これまでジュネーヴ市、オークランド市の3市を姉妹・友好都市として青少年のホームステイ派遣と受入れ、青少年語学研修派遣などを行ってきました。また、今年度は区民からの寄附を財源としてグローバル人材を輩出していくことを目的に、アントレプレナーシップ教育が盛んなフィンランドに中高生を派遣しました。海外へ出ることは、現地での生活や交流を通じて、実践的な語学力やコミュニケーション能力の向上、多様な文化への理解と価値観を受け入れる柔軟な心を育むきっかけとなります。親元を離れて生活することで、自立心や責任感が養われ、文化や習慣の違いに対応する中で問題解決力や対応力も高まります。また、当たり前と思っていた日本の文化や礼儀、地域のつながりのよさなどの気づきにつながるのではないでしょうか。このようなことは、子どもたちにとって貴重な学びであり、国際的な視野とともに、地域への誇りや愛着を持つきっかけとなります。
先日、八潮学園で行われた学習成果発表会では、9年生がオークランド市へ青年語学研修に参加したことを写真を使いながら全て英語で報告されました。25日間の研修では、語学研修だけではなく、現地の人とのピザパーティーや市長への訪問などを体験したことが生き生きとスピーチされ、英語力を身につけることで今後の進路を決めていくときの選択肢が広がっていくことを感じました。
現在、姉妹都市であるポートランド市との交流が休止しており、派遣の受入れ枠が減っている現状ですが、語学研修等を希望される区民は応募枠に対して多くいると認識しています。そこで、今後の友好・姉妹都市交流の在り方を含め、現在区が進める3地域への派遣事業の継続について、また、展望も含めて区のお考えをお伺いします。
また、フィンランドへの派遣事業は、区民のご厚意による寄附を活用し、限られた財源の中で実施されています。今回の実施により財源が減少しました。今後は寄附に依存することなく、募集枠の拡大や事業の継続が図られるよう望みます。そのための予算確保について、どのような検討がなされているのか、併せて伺います。
【区の答弁】
区では、豊かな国際感覚の醸成や語学力の向上などを目的として、青少年の海外派遣事業等を行っております。ジュネーヴ市およびオークランド市への派遣事業には大変多くの応募をいただいており、区民の国際交流への高い関心を示すものと認識しているところです。また、ポートランド市との交流再開につきましては、先方の事情により厳しい状況であり、今年度、青少年の新たな派遣先としてフィンランドを選定したところであります。その自ら学び生き抜く力を身につけることなどを目的とするグローバル人材育成海外派遣事業については、本年8月に10名の青少年をフィンランドへ派遣し、12月に報告会を予定しているところです。
今後の事業継続や派遣人数の拡大につきましては、都の補助金やクラウドファンディングの活用などにより財源の充実を図りつつ検討してまいります。今後とも3地域への派遣継続および充実に尽力することで、国際交流を通じた青少年の成長を支援してまいります。
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