2024/4/15

松戸市議会議員の石塚ゆうです。
松戸市議会3月定例会、会派まつどみらい代表質問の石塚が担当した箇所について。
私が日頃から取り組んでいるものを中心に担当しました。
代表質問本番では時間の都合でカットとなった箇所も書いておきます。
時間の都合で要望なしの質問もあります。
なお、3月定例会は会派の代表質問となりますので、私の一般質問はありません。
ただ、会派に属していない議員は代表質問はなく、一般質問を行います。
■3月定例会の石塚ゆうの議案に対する態度(リンク)
【ヤングケアラーについて】
■質問
第二期松戸市子どもの未来応援プランが策定された令和2年においては、ヤングケアラーについては、80ページで「子どもにとって望ましい支援方法を検討しています」と言及するにとどまっています。
しかし、令和6年度では本市が力を入れてヤングケアラー問題に取り組むことを表明していますが、「望ましい支援方法を検討する」から現在に至った経緯について教えてください。
■答弁
松戸市におけるヤングケアラー対策の取り組みといたしましては、議員ご案内の第2期松戸市子どもの未来応援プラン策定以前より、ヤングケアラーという概念の理解と認知度を高め、早期発見につなげるために、松戸市児童虐待防止ネットワークを通じて啓発に努めてまいりました。
その取り組みとして令和3年度から毎年ヤングケアラー研修会を実施してまいりましたが、講師の元ヤングケアラー当事者からの話には、相談することで大切な家族が責められることを強く恐れ、支援者が状況を聞き出す姿勢を前面に出しすぎると警戒し、萎縮してしまうといった声があり、周囲の大人が、家族のケアという決して悪い行為をしているわけではないことを理解した上で、本人への声掛けや他機関との情報共有を慎重に行うことが重要であると考え、学校や教育委員会の他、警察や民生委員児童員等の関係機関との連携体制を構築してきたところです。
また、令和3年度よりこども家庭センターで新規に受理した相談について、ヤングケアラーであることが疑われる児童を登録し分析することを始めるとともに、こどもが問題を一人で抱えないよう自立を応援する「子どもの自立支援プログラム」の創設、子どもや保護者の家事等負担を軽減する「養育支援訪問事業」の対象年齢の引き上げや子育て世帯訪問支援事業(まつドリBabyヘルパー)の創設により、支援の拡充も図ってまいりました。
これまでの取り組みにより、関係機関における意識の醸成及び認知度の向上や相談以降の受け皿として繋げる支援事業の拡充が一定程度図れたこと、また、千葉県からデータ提供を受けた松戸市分の実態調査結果の分析を踏まえ、支援体制の強化に取り組むことといたしました。
【公共施設LED化について】
■質問
照明器具各メーカーが蛍光灯安定器などの生産を終了し、今後の蛍光灯の生産終了が見込まれています。
国においても2030年までに保有する施設の100%LED化を目標に掲げており、LDE化の流れは全国的に加速していくものと思われます。
今後、LEDの駆け込み需要による高騰化も予想されることからも早急な対応が求められます。
また、照明器具のLED化は高騰を続ける電気料金の削減、温室効果ガス排出量の削減にもつながります。
松戸市の現状と今後の見解についてお聞かせください。
■答弁
照明器具のLED化に関しましては、照明器具各メーカーが蛍光灯安定器などの生産を終了し、今後、蛍光灯の生産終了が見込まれるなか、国において も2030年までに、保有する施設の100%LED化を目標に掲げるなど、LED化の流れにつきましては全国的に加速していくものと認識しており、松戸市においてもその対応が必要であると考えております。
松戸市におけるLED化の現状につきましては、道路照明が全て対応済となっているほか、夜間閉園していない公園灯において概ねLED化されているところでございます。そのほか公共施設におけるLED化につきましては、長寿命化改修など大きな改修を行う際にまとめて対応している施設や、住民が利用する場所を中心に対応を行っているもの、そのほか不具合が生じた際に、 順次LED器具に交換しているものなど、各施設において、それぞれ対応を図っている状況となっております。
松戸市が保有する公共施設全体における詳細な数値につきましては、把握できておりませんが、小中学校の教室では約22パ ーセント、本庁舎では約3パーセントのLED化率となっております。
照明器具のLED化は、蛍光灯の生産終了への対応のみならず、電気使用量を抑えることが、高騰を続ける電気料金の削減や、温室効果ガス排出量の削減 にもつながり、脱炭素化の取組にも資することから、速やかな対応が必要と考えており、引き続き、LED化の推進が図られるよう取り組んでまいりたいと 考えております。
■要望
本市の見解と現状について理解しました。
ご答弁にもありましたように、この問題は蛍光灯生産終了のみならず、電気料金削減、温室効果ガス排出量の削減にも繋がります。部署を跨いでの対応では、コストが割高となり、スピード面でも後れをとります。
是非、対応部署を一つにして、迅速にご対応頂きますよう要望致します。
【坂川を活かしたまちづくりについて】
■質問
松戸神社近傍の坂川は、松戸駅から徒歩約5分の好立地にあり、河川の水とみどり、そして旧松戸宿の歴史的風情が香る貴重な空間で都市にうるおいを与えてくれる松戸の貴重な資源のひとつです。
毎年、2月末から3月初めには「松戸宿坂川河津桜まつり」、8月9日10日には「松戸宿坂川献灯まつり」が実施され多くの人々が訪れています。
こうした取り組みが評価され、令和5年度に国土交通省の「かわまち大賞」を受賞しました。
今後も多くの人が訪れることが予想され、ハード面の整備が重要になってきます。
この点につき、春雨橋親水広場から眼鏡橋までに至る坂川の今後についてお聞かせください。
■答弁
議員ご質問の松戸神社近傍の坂川は、松戸駅から徒歩約5分の好立地にあり、河川の水とみどり、旧松戸宿の歴史的風情が香る貴重な空間で、都市にうるおいを与えてくれます。
これまで、当該地域では「河川再生事業」や、地域のランドマークとなる「春雨橋親水広場」の整備を実施して参りましたが、これに加え、地域住民のご協力による地道な河川清掃、江戸時代の参拝文化を復活させた「松戸宿坂川献灯まつり」、里親制度で植樹した河津桜を愛でる「松戸宿河津桜まつり」などが実施されております。
令和5年度は、こうした取り組みが、地域の賑わいを創出したと高く評価いただき、国土交通省より「かわまち大賞」を受賞いたしました。
今後につきましては、この空間を更に「居心地がよく歩きたくなる」ウォ-カブルな空間とするため、周囲の自然や歴史資源と調和した散策路の石畳風舗装の整備や、夜の景観を演出する河川のライトアップなどにより、坂川の良好な河川空間と都市空間が融合した良好な市街地形成を図って参りたいと考えております。
■要望
ハード面での整備内容について理解しました。
しかしながら、担い手となる地域の活力は減少しています。
商店街は空き店舗が目立ち、若者離れが進んでいます。
坂川周辺だけの問題ではありませんが、せっかくハード面が整備されても、このままでは先細りとなります。
イベント時だけでなく、日頃から多くの方で訪れるようにするためには地域の活力が欠かせません。
この点、坂川周辺の空き店舗を若者に貸し出したり、若い人がこの地域で起業できるような支援策、仕組み作りをしてくださいますよう要望いたします。
【コンテンツ産業について】
■質問
「地域経済が活力にあふれ、自分らしく働けるまちづくり」とありますが、以前より本市が取り組んでいるコンテンツ産業振興について伺います。
コンテンツ産業は大規模な設備投資の必要がなく、わずかなスペースで始めることができる点にその特徴があります。
そして、ベッドタウンという作品創作に集中できる環境、都心までのアクセス、生活コストなどの要因から多くの事業者、個人が松戸市に集まり活動をしています。
しかしながら、コロナを経て働き方が変わる中、この傾向も変化しつつあります。
近隣他市との差別化を図るうえでも、コンテンツ産業は鍵となる重要な産業であります。
今後はどのような事業展開をしていくのか、お聞かせください。
■答弁
松戸市の特徴的な産業となるよう取り組んでいるコンテンツ産業振興事業は、平成27年度に事業を開始し、これまでコンテンツ関連事業者の集積や市内での起業支援、雇用促進を目指し、松戸コンテンツ事業者連絡協議会の立ち上げや大型イベントへの出展、オリジナルゲーム開発などを実施してまいりました。
令和2年度以降は、コロナ禍の影響を受け、場所を限定しない働き方に変化してきたこともあり、ゲームやアニメ、映像、音楽など、コンテンツ系の事業者やクリエイターを積極的に市内集積することが難しい環境となりました。
本事業の成果指標として、「市内でコンテンツ産業に本業または副業で携わる人の割合」としており、松戸コンテンツ事業者連絡協議会参加事業者の支援に加え、幅広い世代を対象とした体験イベントや将来のコンテンツ産業従事者、クリエイター育成を目指した子ども向けプログラミング教室の実施など、今後もコンテンツ産業に携わる機会を積極的に創出していき、松戸市の特徴的な産業の一つとなるよう事業を推進してまいりたいと思います。
■要望
今後の事業展開について理解しました。
しかし、協議会に未加入のコンテンツに関わる仕事をしている個人、事業者は潜在的にまだ多く存在します。
また、協議会は一部の企業だけが稼働しているのが実情です。
団体として機能しているとは言い難い状況で、現在の協議会の在り方にも問題があります。
コンテンツ産業の活性化には、この点についても改善しなければなりません。詳細は予算委員会で審議させて頂きます。
いずれにしましても、松戸市の特徴的な産業の一つとなるよう事業を推進するという力強いご答弁を頂きましたので、実現にむけて今後に期待したいと思います。
【図書館における中央館及び地域館の整備について】
■質問
これからの時代の図書館はただ本を借りたり、読んだり、勉強する場所に留まらず、人が集まり、交流する、一つの地域のシンボル、居場所としての機能を有すべきと考えます。
過去、「松戸市図書館整備計画」や「今後の松戸市立図書館の在り方」でも示されていますが、改めて中央館及び地域館の整備について本市の見解をお聞かせください。
■答弁
6月定例会の石塚議員のご質問にお答えしたとおり、松戸市では図書館整備計画等の目指す図書館像の実現に向け、取り組んでおり、新年度は、新拠点ゾーンの文化複合施設の中核となる中央館や新松戸の地域館の整備等について検討を行ってまいります。
議員ご案内のとおり、これからの図書館は市民が集い、学び、交流する「知の拠点」として、市民のニーズに応えた多様な役割を担う必要があると認識しております。中央館や地域館については、自由で開放的な居心地の良い「滞在型」の空間づくり、生涯学習や文化芸術・コミュニティ交流など施設の「複合化」、書庫の整備やネットワーク化による本市全体の「蔵書充実」などにも留意し、検討してまいりたいと存じます。
■要望
ビジョンについては了解しました。
東松戸地域館として、ひがまつテラス内に図書館ができ、評判も上々のようですが、一刻も早く中央館、他の地域館の整備をして頂くようお願い致します。
【第三期子ども総合計画の策定に向けた取り組みについて】
■質問
昨年12月に閣議決定された「こども大綱」では「子どもの貧困対策に関する大綱」や「子ども若者育成支援推進大綱」を含む3つの大綱が統合され、子ども施策に関する基本的な方針や重要事項等が一元的に規定されましたが、関連計画の一体化は計画を効果的かつ実効性の面からも非常に重要です。
松戸市の子どもに関する施策の中心的な計画である「第三期子ども総合計画」の策定についての取り組みをお聞かせください。
■答弁
松戸市では、令和7年度から11年度までの5年間を計画期間とする、「第3期子ども総合計画」の策定に向け、昨年の秋に、市民アンケート調査を実施し、本市の子ども・子育て世帯の生活実態や動向、ニーズ等について、現在、分析を進めているところでございます。
また、昨年の夏には、高校生を対象に、「“こどもまんなか”アイデア・イラストコンテスト」を開催し、「こどもまんなか社会」を実現するためのアイデア等を多数いただきましたので、併せて計画の策定に活かしてまいります。
なお、昨年4月に施行された「こども基本法」では、地方公共団体は、子ども施策等を策定、実施、評価するにあたり、子どもや保護者等の意見を聴取・反映するものとされましたが、市の施策等に興味や関心がない中で、単に意見を求めるだけでは、子どもから有意義な意見を得るのは難しいものと認識しております。
そこで、第3期の計画書につきましては、本編のほか、「こども版」と題した子ども向けの冊子を製作し、説明に漫画やキャラクターを用いる等、行政にありがちな「固い」イメージを払拭することで、子どもや保護者等に興味や関心を促し、多様な意見を引き出してまいたいと存じます。
また、第3期計画の体系でございますが、昨年12月に閣議決定された「こども大綱」では、「子供の貧困対策に関する大綱」や「子供若者育成支援推進大綱」を含む3つの大綱が統合され、子ども施策に関する基本的な方針や重要事項等が一元的に規定されたところでございます。
こうした国の動向を踏まえ、第3期計画につきましては、「子ども・子育て支援事業計画」や「子ども・若者計画」等の関連計画と同様に、「子どもの貧困対策計画」も加えてして策定し、これまで以上に総合的かつ一体的に、子ども・子育て支援を推進してまいりたいと存じます。

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