2026/1/25

毎年恒例の松山市消防出初式が開催され、私も消防団員として参加し第三方面隊余土分団員として団旗を持ち行進しました。

当日は市内各地区の消防団員や消防職員が一堂に会し、規律ある行進や訓練が披露され、改めて防災に携わる皆さんの使命感と責任の重さを感じる一日となりました。


消防団は、火災や災害が発生した際、地域に最も近い立場で初期対応にあたる存在です。
私自身も消防団員の一人として、日頃から「備え」の大切さを実感しています。
総務省消防庁によると、林野火災の出火原因の多くは人的要因であり、
その大部分は、私たち一人ひとりの注意によって防ぐことができるとされています。
特に、降水量が少なく空気が乾燥し、強風が吹きやすい2月から5月頃は林野火災が多くなる時期です。
この時期は、
・火入れが行われること
・山菜採りやハイキングなどで入山者が増えること
・たき火や野外での火の不始末
などが重なり、火災につながりやすくなります。
また、草や枝などの焼却が原因となるケースも少なくありません。
火の取扱いについては、法律や条例で厳しく定められています。
・「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」では、廃棄物の焼却は原則禁止
・「森林法」では、森林または森林の周囲1kmでの火入れには市町村長の許可が必要
・市町村の火災予防条例では、たき火など屋外での火の使用に消防機関への届出が必要な場合あり
まずは、ルールを守ることが火災予防の第一歩です。
消防庁では、年間を通じて次の点に注意することを呼び掛けています。
【林野火災防止のための注意点】
① 乾燥・強風の日は火を使わない
② たき火や火入れは複数人で行う
③ 火から目を離さない
④ 消火用の水を必ず準備する
⑤ 使用後は完全に消火する
⑥ たばこの投げ捨て、火遊びは絶対にしない
どれも基本的なことですが、一つひとつの積み重ねが大きな被害を防ぎます。
令和7年に大船渡市などで発生した大規模林野火災を踏まえ、
総務省消防庁は**「林野火災注意報」「林野火災警報」**を創設し、
令和8年1月から全国の多くの市町村で運用が始まりました。
これらは、市町村の火災予防条例に基づき、市町村長が林野火災の危険性に応じて発令するものです。
〇 林野火災注意報
降水量の少なさや乾燥などにより、林野火災が発生・延焼しやすい危険な状況です。
発令時には、屋外での火の使用を控えるよう努める必要があります。
〇 林野火災警報
注意報の条件に加え、強風注意報が発表され、火災が大規模化しやすい状況です。
発令時には、屋外での火の使用が禁止されます。
これに違反した場合、消防法違反として30万円以下の罰金または拘留に科される場合があります。
・山林や原野での火入れをしない
・煙火(花火など)をしない
・屋外での火遊び、たき火をしない
・可燃物の近くで喫煙しない
・指定区域内での喫煙をしない
・吸い殻や残火、火粉を確実に始末する
消防団員として活動する中で、火災は「起きてから」ではなく「起こさない」ことが何より大切だと日々感じています。
制度が整った今こそ、市民の皆さま一人ひとりが火の取扱いに注意し、地域全体で林野火災を防いでいくことが重要です。
今後も、現場に立つ消防団員として、そして市議会議員として、
松山市の安全・安心を守るため、防災・減災の取組を進めてまいります。
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オオタ ユキノブ/59歳/男
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