2024/11/13
奈良市では、令和5年9月に奈良市ゼロカーボン戦略を策定し、
2030年度に温室効果ガス排出量の2013年度比50%削減、
2050年カーボンニュートラルの実現に向けて取り組みを進めています。
その一環として、
奈良市役所本庁舎のZEB化(二重窓などの環境にやさしい施設化)の検討を
進めてきましたが、改修工事費が約26億円(国の補助入れて約18億円)
かかるとの試算が出ました。
本庁舎ZEB化により削減される年間光熱水費の削減額は、約4,000万円。
投資額約18億を回収するためには、約45年かかる計算になります。
改修費の回収見込みが立たない中で、多額の税金が投じられることを考えれば、
中止を決定したのは、賢明の判断だと思います。
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