2026/7/25
こんにちは。神戸市会議員の堂下豊史(どうしたとよじ)です。
神戸市水道局が発表した、令和8年度優良地方公営企業総務大臣表彰の受賞について、内容をお伝えします。
![神戸市水道局が「令和8年度優良地方公営企業総務大臣表彰」を受賞[神戸市北区]神戸市会議員 堂下豊史](https://doshita-toyoji.com/wp-content/uploads/2026/07/illust_banner-25.jpg)
※画像はイメージです(AI生成)
神戸市水道局は、2026年7月24日、「令和8年度優良地方公営企業総務大臣表彰」を受賞することになりました。同月27日に東京で開催される地方公営企業連絡協議会の総会にて表彰状が授与されます。
経営の健全性が確保されており、かつ、他の地方公営企業の模範となる取組を行っている地方公営企業を総務省が表彰するものです。神戸市では下水道事業が2023年にリンを回収し農業用肥料として活用する取組などが評価され、同表彰を受賞しています。
2020年度以降に緊急経営改革を実施し、審議会の議論や広報をしっかりと行った上で料金改定を行い、経営改善を図ってきた点、また将来の職員減や技術継承という課題に対してDXを積極的に推進している点が総合的に評価されました。
水道施設の多くは高度経済成長期に作られ、老朽化による更新時期を迎えています。人口減少により毎年給水収益が減少していくことが想定され、また技術職員の減少や技術継承が大きな課題となっています。
新型コロナウイルス感染症の影響で給水収益が大幅に減少し、経営状況が悪化したことを受け、出先事務所統合(5か所から3か所へ)や遊休資産の積極的売却など緊急経営改革を実施しました。
住民や学識経験者等からなる審議会で1年間の審議や広報紙・WEB広報・対面での説明会(25回)などの広報を行い、27年ぶりに約14%の値上げを実施しました。
効率的な経営を目指してDXに積極的に取り組んでいます。給水装置工事の審査においては、電子申請やRPAの活用、さらに地元スタートアップと独自にアプリを開発・公開するなど特に力を入れています。
令和2〜4年度にかけて緊急経営改革を実施し、令和6年10月より料金改定を行いました。令和5年度にAIを活用して審査を行うアプリを開発し、令和6年度には学習済みAIを活用して事業者がセルフチェックできるアプリを開発しました。令和7年度には容易かつ正確に図面を作成できるアプリを開発し、令和8年度には横展開を推進しています。
経営の健全性を示す経常収支比率が令和3年度以降下がっていましたが、料金改定などにより令和5年度以降2年連続上昇しました。給水装置工事の審査では、職員と事業者の双方で時間短縮が実現するなど、DXを推進することで市民の利便性向上と業務効率化が進みました。
経営状況の悪化に対して、まずは徹底的な経営改革を実施しました。その上で現状の損益だけでなく社会状況や今後の資金需要を考慮し、住民も参加する審議会で1年間議論し料金改定を行いました。またSNSなどのWEB広報や対面での説明会など、丁寧な広報にも努めました。
職員数減少や技術伝承という全国共通課題に対し、他都市も活用できるアプリの開発・公開を実施しました。
行政区域内人口:1,486,033人(令和7年3月31日時点)
行政区域内面積:556.93㎢(令和7年3月31日時点)
給水人口:1,483,847人(令和6年度決算)
経営状況を引き続き注視し、現在の経営計画についても2〜4年ごとに見直す予定です。データの利活用など業務効率化に向けて、局内の他部門でも積極的にDXを推進するとともに、これまでの取組の横展開にも力を入れていく方針です。
神戸市のDXの取り組みについては以下をご覧ください。
https://kobe-wb.jp/technology/
資料にある「持続可能な神戸市水道事業」の説明図です。課題(給水収益減少・施設の老朽化・人材不足・自然災害)と取組(経営改革・料金改定・DX推進)の関係を示しています。

この記事をシェアする
ホーム>政党・政治家>どうした 豊史 (ドウシタ トヨジ)>神戸市水道局が「令和8年度優良地方公営企業総務大臣表彰」を受賞[神戸市北区]神戸市会議員 堂下豊史