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神戸の中小企業を大切に!地元でできる仕事は地元業者に!指名競争入札に関する質疑報告です

2023/1/6

神戸市会議員 かわなみ忠和の市政報告/令和4年11月30日、総務財政委員会にて
 

これまでも分離・分割発注の推進を主張してきましたが、定期的に神戸市の各種業界団体と意見交換をする中で、まだまだ改善いただきたいという声をお聞きし、河南(かわなみ)が質疑させていただいた内容を報告します。

※以下、令和4年11月30日 総務財政委員会での質疑抜粋・要約

神戸の中小企業を大切に

『地元でできる仕事は地元業者に!』

競争入札に関する質疑をしました

 

(かわなみ)指名競争入札に辞退が多いこと について

民間の仕事が大変繁忙であるということの理由や、入札に人員を割くことができないという声や、一方で、業界団体側からすれば、分離・分割になっておらず、入札を辞退せざるを得ないというような話も耳にしますが?

西尾行財政局長からの回答

1つの原因により辞退が発生するということではなく、例えば、時期や民間との工事の競合など、様々な要因の中、我々もできるだけ平準化をする中で、年度の一時期に集中しないような発注の仕方を心がけているところですが、残念ながら、辞退される事業者さんがあるのは事実。我々としても公平性と公正性を担保しながら、今後も地元の事業者さんを指名させていただき、できるだけ辞退を招かないような発注方法、契約方法、こういったものを検討してまいりたい。

別の視点では、発注、契約の公募をかけたが、応札がないことについては、神戸市はかなり高い率になっています。これも原因が様々あるかと思います。監督者の数が不足しているなども含めて、発注方法の見直しについて内部的な議論をしているところです。できるだけ地元事業者に応札いただけるような発注方法を検討してまいりたい。

 

 

(かわなみ)落札できなかった場合、次の同様の入札には声がかからないこと について

落札できなかった業者さんが、次の同様の入札には声がかからないという話も聞きます。残念ながら取れなかった会社に対しても、次回の入札に関してチャンスを与えるということをお願いしたいのですが、どうなっているのでしょうか?

西尾行財政局長からの回答

次に同種の入札公募をかけ得るときは、ご指摘のように、その事業者さんを外すということになっています。これは数多くいらっしゃる事業者さんにできるだけ多く「参加する機会」を公平にお配りしたいという気持ちから、そのような取組をしています。

一方、同一業種、同一の契約内容とあり、特定の事業者さんに偏った指名をかけてしまうと、談合であるとか、そういったものにつながりかねないこともあり、リスクヘッジもあり、指名については次回は外れていただき、違う事業者さんの参入を促すといった取組をしているところです。

 

かわなみ要望

2番札、3番札だった業者は「偏ってしまうから」という理由で次のチャンスから外されてしまうと、ファイティングポーズを取りたくても取ることもできません。果たしてこれが正しいのかどうか?何か考えられそうなものなのか?神戸市の中で今一度、考えていただくことを要望します。

 

西尾行財政局長からの回答

今、直ちに回答があるわけではないですが、1つの例を申し上げれば、地元に限っては、競争入札にしてしまう方法があります。ただ、業界団体の方々がどう受け止められるかということも、我々としては注意深く見守っていく必要があるので、そのあたりを踏まえて検討していきたいと考えます。

 

(かわなみ)分離・分割発注 について

発注する側は、分離するより一括で仕事を出したほうがスムーズですが、神戸の中小企業にとっては、下請にならず、その業務を入札で取りたいという気持ちがあります。これまでも神戸市はその努力をなさっているとは思いますが、きめ細やかに業界の声をお聞きしながら、分離・分割発注に努めていただきたいと思いますが、いかがでしょうか?

西尾行財政局長からの回答

官公需法の中で決められました中小企業に関する国等の契約の基本方針の中で、国のほうからも分離・分割発注が求められています。以前から、地元事業者の皆さまにどういう形で仕事をお任せするかということで、分離・分割発注に取り組んできたところです。
その結果、工事請負契約では、件数ベースで申し上げると、令和3年度になりますが、90.4%が「地元企業が受注」という、かなり高率でお受けいただいていると思っています。
今後につきましても、業界団体の意見を聞かせていただきながら、「どういった形で発注をかけることが、地元企業の受注につながるのか」を常に研究させていただきながら対応していきたいと考えています。

今、直ちに回答があるわけではないですが、1つの例を申し上げれば、地元に限っては、競争入札にしてしまう方法があります。ただ、業界団体の方々がどう受け止められるかということも、我々としては注意深く見守っていく必要があるので、そのあたりを踏まえて検討していきたいと考えます。

 

かわなみ要望『公共工事にも地産地消を』

公共工事も、私たちの税金と仕事と、お金を回転させることによって、地域経済の活性化につながります。PFIやデザインビルドなど様々な入札の方法が生まれる中で、一括で大手企業に任すことが必要な場合もあるかもしれませんが、これまで以上に分離・分割、神戸の中小企業を大切にしていただくということを、よろしくお願いします。

※以上、令和4年11月30日 総務財政委員会での質疑抜粋・要約

自由民主党 神戸市会議員 かわなみ忠和(ただかず)指名競争入札についての質疑報告

 

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著者

かわなみ 忠和

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選挙 神戸市議会議員選挙 (2023/04/09) [当選] 6,186 票
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肩書 神戸市会議員4期目/神戸市会副議長(第117代)
党派・会派 自由民主党
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