2026/8/1
大阪市会議員 井上ひろし 市政相談所だより8月号より
【大阪市会環境対策特別委員会で、PFAS(ピーファス)の規制強化を求めました 。現代の公害問題 に正面から取り組んでまいります !】
▶PFAS(ピーファス)とは?
PFAS(ピーファス)とは、有機フッ素化合物のことで、水や油をはじき熱に強いため、 フライパン、 消火剤、 半導体の製造、 エアコンの冷媒( 空気中の熱を取り除く) など、 広範囲に使われています。
自然界でほとんど分解されず 「永遠の化学物質」とも呼ばれ、 体内に長く 蓄積することから、免疫力の低下や コレステロールの上昇、 乳がんや腎臓がんのリスク増加等、人体への有害な影響が指摘され 、欧米などでは厳しい規制が行われています。
世界的に大きな環境問題となっており、 各国で規制を強化する取り組みが進められています。
▶排出企業 と国・自治体の責任を追及
大阪では、世界的企業の空調大手・ダイキン工業淀川製作所の周辺から、高濃度のPFAS(ピーファス)が検出されています。 ダイキン工業は、1960年代後半から使用し 、1982年からは本格的に製造を開始。 2012年には製造を中止したとされますが、 今も汚染が続いています。
7月29日に開かれた、大阪市環境対策特別委員会において、 私は改めてこの問題を取り上げ、 ダイキン工業による情報公開と安全対策への責任を果たすよう強く求めました。
▶企業を相手取った全国初の公害調停が始まる
公開調停とは 、訴訟( 民事調停)とは異なり、公害による汚染対策や被害補償 などについて、 当事者間の協議・合意にもとづいて解決をはかるものです。
7月29日の質疑では、 全国初となる企業を相手取った公害調停が7月1日、 大阪市中央区内で開かれたことを紹介し 、大阪市としても公害調停に 最大協力するよう求めました。
また、大阪市では現在、市内 22か所の地下水を調査しており、 指針値の超過が確認されている10か所についても、 早急な 安全対策を求めました 。
▶現代の公害問題に地域から声を
PFAS(ピーファス)汚染は、まさに" 現代の公害"です。
地球環境問題や気候危機への関心や危機感が 高まる今だからこそ、地域から声を上げ発信していくことが重要です。
日本のPFAS(ピーファス)に対する規制は、大きく立ち遅れているのであり、全国最悪の高濃度汚染が確認された大阪から、国と自治体に対し厳しい規制を引きつづき求めてまいります。
大阪市会議員 井上ひろし

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