くまがい 裕人 ブログ
漫筆 永田町 を再開ですかねぇ…
2020/9/19
その昔、現職国会議員秘書の時代に「漫筆 永田町」というコラムを書いていました。
何となく再開してみようと思って書いてみました。
不定期での執筆になりますが、よろしくお願いします。
☆再開 ≪第202回臨時国会を終えて…≫
安部前総理の突然の辞任表明を起因とした臨時国会が閉会となりました。
立憲民主党を始めとした野党は、6月の通常国会閉会時に年末までの大幅会期延長を与党に要求し、閉会後も憲法第53条に基づく臨時国会の開会を正式に求めていました。
しかし安倍内閣と与党は、本年度の補正予算として10兆円を超える規模の予備費が議決されていることを盾に、臨時国会の開会には応じることはありませんでした。
予備費については、国会で議決しなくても閣議決定だけで予算執行が可能なので臨時国会開会の必要性はないと強弁してきていました。
この行為は、財政民主主義を蔑ろにするものと言わざるを得ませんし、到底許されるものではありません。
ところが皮肉にも安倍前総理の体調不良による突然の辞任表明によって自民党総裁選挙が行われることとなり、菅新総裁の首班指名のための臨時国会を開く必要に迫られることとなりました。
その臨時国会が9月16日に召集されましたが、会期は僅か3日間。
喫緊の課題であるコロナ感染症防止対策や疲弊する経済対策、豪雨災害対策などにつては手付かずのまま、首班指名選挙だけで閉会となりました。
野党としては、与党が一顧だにもしなかった喫緊の諸課題について対応するための臨時国会の早期開会を引き続き求めるところです。
一方で、次の臨時国会が何時召集されるかが、噂されている衆議院の解散総選挙の時期に直結するものでもあります。
9月23日から25日の間に臨時国会の召集告示がなされると、マスコミで喧伝されている10月25日や11月1日の解散総選挙の可能性が高くなります。
国会法の第1条に「常会の召集詔書は、少なくとも10日前にこれを公布しなければならない。」と規定されていますが、臨時国会などには必要とされていません。
ですから急な召集も可能になりますが、これまでの国会の慣例上、1週間前に国会(衆議院議院運営委員会)で通告することになっていますのでどうなることか…。
果たして次の臨時国会は何時召集されることになるのでしょうか?
前述した喫緊の課題への対応に加え、現職の国会議員のまま逮捕拘留されている元法務大臣夫妻の現金買収事件の裁判のことやIR関連の汚職事件で逮捕拘留されている衆議院議員の職務権限に関わる疑惑解明、マルチ商法詐欺事件で逮捕された者の桜を観る会出席に関連した疑惑解明、公文書改ざん事件に関連して自死した方の遺族が起こしている裁判での疑惑解明のための再調査などなど、国会が自浄作用を発揮しなければならない大きな課題が山積しています。
国民は大きな関心を持っているはずです。
「国民のために働く内閣」と当たり前のことを大上段に掲げる新しい陣容の内閣が、これらの疑惑解明にしっかりと対応してくれるものと期待し、一緒に疑惑解明に当たっていきたいと思いますので、一刻も早い臨時国会の開会を望みます。
さて、皆さんも関心がある衆議院の解散総選挙の時期については、11月から12月上旬の総選挙の日程も囁かれています。
がしかし私は、来年2021年1月の通常国会冒頭、総理の施政方針演説と代表質問後に断行される可能性が高いのではないかと思っています。
この10月下旬に203回臨時国会を召集し、コロナ対策と銘打って予備費を使っての予算を20年度内でばら撒き、大型の2021年度予算を12月に編成した上で、通常国会冒頭に解散。
このタイミングなら予算委員会で総理を始めとした大臣が答弁に窮することもないでしょうからね…。
そのタイミングを逃したらもう任期満了近い、来年の9月から10月でしょう。
フルスペックの自民党総裁選挙で事前のアピールを大いにした上で…。
いずれにしても政治の世界は、一寸先は闇。
私もより一層気を引き締めて、文字通り「国民のための政治」を実行するために、参議院議員の一員として、その職務を果たすようしっかりと活動してまいります。
引き続きのご理解ご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
参議院議員 熊谷裕人