おか 明彦 ブログ

名古屋市緑区 岡 教育・子育て支援 愛知県と県警察の「通学路の安全対策」

2021/10/3

 地元・名古屋市緑区を歩くと、多くの皆さんから「通学路の安全」についてのご意見を頂きます。近年、人口が急増する緑区では、車の通行量が増加し、その結果、通学路を“抜け道”として使用することが多くなるとの危惧をお聞きするわけです。

 さて、9月24日の愛知県議会本会議の岡明彦・代表質問の12テーマの一つが「通学路の交通安全対策」でした。10月1日付の中日新聞に、小学校通学路で一斉取り締まりが行われたとの記事が掲載されましたが、岡の質問に対する警察本部長答弁に沿って、取り締まりが行われています。

 また本会議では、知事からは、ビックデータを活用して、物理的に速度を抑制するハンプ(道路の路面に設けられた凸状の部分)を設けるとの答弁もありましたので、以下、詳細のやり取りをお知らせします。

 今後も岡明彦は通学路の総点検と共に、その安全の向上に力を尽くしていきます。

 

<岡 質問>

通学路の交通安全対策について、お伺いします。

本年6月、千葉県八街(やちまた)市において、下校中の小学生の列にトラックが衝突し、児童5名が死傷する交通事故が発生しました。

通学路における痛ましい事故は後を絶ちませんが、これまでも、平成24年の京都府亀岡市等の事故をきっかけとして、学校、道路管理者、警察署の3者による合同点検が実施されています。

この点検の結果、本県では、4,693か所の危険箇所が抽出され、このうち、県警察が実施すべき1,486の対策箇所は平成29年度までに、県が道路管理者として実施すべき316の対策箇所は平成25年度までに対策が完了し、市町村管理道路も、昨年度末までにほぼ対策が完了したと承知しています。

このように、通学路のハード面での安全対策は一巡してはおりますが、地域の交通環境は、年々変化します。故に近年、どこでどんな事故が発生したのかを知ることは重要です。

昨年11月定例議会で質問させていただいた通り、県警察では、交通事故発生状況等を明示した「安全マップ」を、県内の全小学校区ごとに整備、WEB(緑区は https://www.pref.aichi.jp/police/syokai/sho/midori/anzenmap2020.html公開しました。学校はこれまでも、児童に関わる事故は把握していますが、児童以外の人身事故の発生状況は把握しにくかったはずです。それが一目で明らかになる点で極めて有用なものであると考えます。

この八街(やちまた)市の事故を受け、私は県教委に対し、学区ごとの「安全マップ」の活用状況をお尋ねしました。名古屋市を除く県内703の公立小学校のうち、74%の学校で認知され、39%の学校で実際に通学路点検、保護者への啓発などに活用されていました。一方で、認知の進んでいない学校もありました。県教委においては、「安全マップ」の更なる周知を、お願いしたいと考えますが、通学路の交通安全を随時チェックできる環境は向上しており、関係者の努力に感謝申し上げたいと思います。

さて、今回の事故を受け、改めて各学校が危険箇所をリストアップし、その報告を受けた市町村教育委員会が危険箇所を取りまとめることになりました。そして、関係機関による合同点検を実施し、対策必要箇所を抽出のうえ対策案を検討・作成して、道路管理者及び警察署に要望を行うこととされております。現在は、10月末の取りまとめに向けてリストの整理等が進められているとお聞きしています。

八街(やちまた)市の事故では、見通しがよく、幹線道路の抜け道になっていて、車の速度が上がりやすい箇所の危険性が浮き彫りになりました。このような道路は、これまでの点検において危険性を認知しつつも、ハード面での対応が直ちには難しい側面がありました。

そこで、今回の学校によるリストアップは、

・ 八街(やちまた)市同様、速度が上がりやすい箇所や大型車の進入が多い箇所

・ ヒヤリハット事例があった箇所

・ 保護者等から改善要請があった箇所

以上3ポイントに絞って行われます。本県においても、通学路で歩道がない道路や、交通量が多い道路等において、様々な要因により安全対策が不十分な箇所が抽出されると考えられます。そこで、お尋ねします。

通学路の交通安全対策について、これまでどのような対策を講じてきたのか、また、本件事故を受け、今後、どのように取り組んでいくのか、知事のご所見をお伺いします。また、あわせて、警察本部長にもご所見をお伺いします。

 

<知事答弁 速報>

  2012年の京都府亀岡市での事故を受けた緊急点検で抽出された危険箇所は、その翌年度までに対策を完了し、その後も、県内全市町村が2015年度までに「通学路交通安全プログラム」を策定し、関係者が連携して対策を進めております。この中で、本県が道路管理者として対策すべき箇所は56箇所あり、昨年度までに約5割の26箇所で路肩カラー舗装や歩道設置などの対策を完了いたしました。残る箇所についても全て事業化しておりまして、毎年の点検による追加箇所と併せて、通学路の安全確保対策を着実に進めてまいります。

  さらに、本年6月の千葉県八街市の事故後には、あらためて、教育委員会や県警察と連携した合同点検を進め、対策を計画的に実施することとしております。とりわけ、今回の事故が、抜け道となっている生活道路で発生したことを踏まえますと、生活道路への進入抑制・速度抑制などを一層推進する必要があります。このため、交差点改良などの交通円滑化を進めることで、幹線道路への交通転換を図るとともに、生活道路においては、国や市町村とも連携してビッグデータを活用し、速度実態や急ブレーキ箇所を把握した上で、物理的に速度を抑制するハンプを設置するなど、生活道路を取り巻く面的な交通安全対策を進めてまいります。

  今後も、関係者が緊密に連携し、児童が安全・安心に通学できる交通環境の確保に向け、しっかりと取り組んでまいります。

 

<警察本部長答弁 速報>

  県警察では、議員お示しの安全マップを県警ホームページで公開するなどの広報啓発活動を推進しておりますほか、通学路における交通指導取締りや通学児童の見守り活動を実施しております。また、通学路の道路交通環境の改善に向けて、毎年、学校、道路管理者等と連携した点検を実施し、必要な安全対策を講じております。

  このような中、千葉県八街市の事故の発生に伴い、通学路において登下校時間帯を中心に、警察官による警戒活動を行うとともに、可搬式速度違反自動取締装置を活用した最高速度違反の取締りや通行禁止違反等の取締りを強化しております。

  今後とも通学児童の安全を確保するため、これらの活動を継続的に実施するとともに、各小学校がリストアップした危険箇所について、学校、PTA、道路管理者等との合同点検の結果を踏まえ、危険性、緊急性に応じて、交通規制の見直しや、信号機、道路標識・標示の整備などの安全対策を進めてまいります

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