2021/7/1
高齢者施設、障害者施設でのワクチン接種が「あまり進んでいない」とのお話を、名古屋市緑区区内の複数の施設関係者からお聞きをし、2121年6月愛知県定例会の本会議(6月21日)で、本県の「高齢者施設等ワクチン接種加速化支援」について、下記の通り、質問をしました。
感染リクスの高い皆様の安全と安心を守るべく、当局の接種スピードが増していくよう、今後も尽力します。以下、質疑の模様です。
連日、全国のワクチン接種状況が報道される中、本県においては、高齢者の接種率が人口上位10都道府県の中でトップとなっています。大規模接種会場の設置などが追い風となり、順調に接種が進んでいるものと認識しております。
しかしながら、介護を要する高齢者や重度の障害者の中には、自宅から離れた大規模接種会場はもとより、身近な医療機関にさえ行くことが困難な方が多数いらっしゃいます。
一方、医療機関側からすると、巡回接種は通常の診療所内での個別接種に比べ負担が大きくなることから、順調に進んでいないのが実態ではないでしょうか。
そのため、今回の高齢福祉施設等ワクチン接種加速化支援事業は、医療機関にインセンティブを与え、取り残される恐れのあった方々を捕捉していくものだと理解しております。
また、先月1日から今月9日までに県内で発生したクラスター42件のうち、半数以上の22件が高齢者施設や障害者施設であったことを踏まえると、効果的なクラスター対策として期待するところです。
そこで、現時点における県内の高齢者施設や障害者施設の利用者・従事者のワクチン接種状況について、お伺いいたします。
(感染症対策局長答弁要旨)
高齢者施設及び障害者施設におけるワクチン接種の6月9日時点の実施状況を市町村に聴き取ったところ、高齢者施設については、対象施設の利用者・従事者191,720人に対して、33,908人の方に対し2回目のワクチン接種が完了しており、進捗率17.7%となっております。
また、障害者施設については、対象施設の利用者・従事者21,705人に対して、310人の方に対し2回目のワクチン接種が完了しており、進捗率1.4%となっております。
<岡質問続き>
さて本事業は、接種事業の実施主体である市町村からの依頼に基づき、医療機関が巡回接種を実施し、その医療機関に対して支援金を交付するスキームとなっています。
どのくらいの施設等に巡回接種が実施できるか、また速やかに実施できるかは、依頼をする市町村次第であると考えております。その上で、市町村と地元医師会、医療機関との連携が重要な要素になるわけですが、日頃の連携の強弱は市町村によってまちまちです。市町村に任せっきりだと、巡回接種の進捗にバラツキがでることも懸念されます。
すべての高齢者や障害者が安心してワクチン接種を受けられるよう、特に施設等が速やかに巡回接種を希望する場合は、その要望に丁寧に応じる体制が必要であると考えます。そこでお尋ねします。
県として、各市町村における巡回接種が円滑に進むよう、どのような方策を考えているのか、お伺いいたします。
(感染症対策局長答弁要旨)
市町村では、高齢者接種が本格的に進む一方で、ワクチン接種が実施されていない高齢者施設や障害者施設は多く残っております。それらの施設において、嘱託医等の接種を担う医師がいない場合、「施設と巡回接種する医療機関をいかに結びつけるか」が重要な鍵となります。
県といたしましては、市町村と連携を図りながら、高齢者施設等におけるワクチン接種の実施状況の把握に努め、未だ接種医療機関が決まっていない施設に対しては、医師会の協力を得ながら、市町村と連携して医療機関とのマッチングを進めてまいります。また、在宅の高齢者等への巡回接種についても、積極的に実施していただけるよう、市町村や医師会を通じて、地域のかかりつけ医に働きかけてまいります。
こうした取組を通じて、高齢者施設等のクラスター発生の抑制を図るとともに、高齢者・障害者の方々へのワクチン接種を加速させてまいります。
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