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2024年8月16日に公開された動画のテーマは「女性も若手も、代表選に立候補するべき?」
立憲民主党の代表代行を務める、西村智奈美衆議院議員が登場。自身も前回の代表選に立候補した経験から、代表選のあり方について、多面的な考えを披露してくださいました。
【このトピックのポイント】

西村智奈美氏は、1967年新潟県生まれ。学生時代に男女雇用機会均等法が施行され、先輩たちが一流企業の「総合職」に就職し始めた変化を間近で見た時代です。
先輩がたと同じように就職するだろうと思っていた大学時代に、ゼミ旅行で訪れた東南アジア。初めての海外滞在で、「自身の成長度合いが追いついていない」と衝撃を受け、即座に1年間の休学を決断。「タイ語もタの字もわからないままに(笑)」タイへ1年間語学留学のために渡ったそうです。
その後、大学院時代では交換留学でイギリスに留学した経験をお持ちの西村氏。経済成長前のタイとイギリス、異なる2か国で学んだ経験が「固定的でなく、比較対象がいろいろできたのはその時代にしかできなかった貴重な経験」と振り返ります。
その後、研究生活と新潟県議会議員を経て、2003年に衆議院議員に初当選。以降6回の当選を重ねています。民主党政権では外務大臣政務官、厚生労働副大臣を、現在は代表代行を務めていらっしゃいます。
2012年には落選を経験。2年間の浪人時代は地元を歩き、ミニ集会を開催した日々を「貴重な日々」だったと振り返ります。
西村智奈美氏「落選して地元に帰って、一種の永田町病に冒されていたことに気付きました。永田町の錆とかが身体についていたような気がします」
議員たるもの、人たるものこうでなければいけないという思いにがんじがらめになっていた。初心に帰ることができた機会だったと振り返ります。
今回は以下の質問からいくつかピックアップして西村氏に回答していただきました。


ひとつめのお題は「女性も若手も、代表選に立候補するべき?」。
収録日前日の8月7日、立憲民主党の両院議員総会で代表選挙の日程が決まりました。9月7日告示、9月23日に投開票との予定です。
今回の代表選では、代表選挙でできる最長期間の17日間を確保しています。
西村氏「政策や党運営、政権の考え方を戦わせる意味で有意義で活発にやるべき。前回はコロナ禍で制約があったし、冬の臨時国会直前で、(代表選に)長い期間をかけられなかった事情もあった。できるだけ長くやるのはひとつの考え方としていいと思います」
立候補をささやかれる方々は次の通りです。党内の空気感は。
「ここから1週間強で、立候補表明が始まるだろう」と予想する西村氏。立候補者に女性の名前が出てこないことについては。
前回代表選に出馬している西村氏は、「所属国会議員なら誰でも立候補できる。チャンスがあったら代表選挙に出たらいい」と語りますが……
「推薦人のハードルが高くてですね」と苦笑する西村氏。
西村氏「私たち立憲民主党も、(自民党と同じ)国会議員の推薦人20人が必要。(自民党より)国会議員の数が少ないのに……」

前回は、国会議員約90人にも関わらず、4人もの立候補者がいた立憲民主党の代表選挙。今回、推薦人の基準の引き下げなどの話は?
西村氏「一部あったのかもしれないが、規則の変更になる話なので、長い時間をかけることが必要。直前にルールを変えるのはゴールポストを変えるような話なので、できないと思う」
MC伊藤由佳莉「推薦人のハードルが、女性候補が手を挙げられないことにつながるのでしょうか?」
西村氏は「誰でも出られる代表選挙なのですが、でもだからといって、誰でも出られるわけでもない……」と渋い表情を浮かべます。
西村氏「すみません、なんかつまんないことを言ってすみません(笑)」
立候補しやすくなるような、環境整備的なアイデアは?
推薦人を集めるのに苦戦しているといっても、「結局は推薦人の多少で国会議員票が決まってきますから、仮にハードルを下げて立候補できても、国会議員票が積み上がらない意味では、苦戦を強いられることになるので……」と悩む西村氏。
西村氏「ほんとに誰でも出られる選挙にすべきなら、推薦人の人数を少なくするなどの方法はあると思いますが……そんなにごちゃごちゃと立候補者がいても、投票するほうもなかなか迷っちゃうでしょうからね……」
西村氏は、何を目的にするかで優先すべきことが変わってくるだろうと展望しました。

今回の代表選は、次の衆院選を見据えたものとなります。次の代表が総理大臣になる可能性もあるというところでも、関心が集まる選挙となりえます。
任期満了まで1年と少し、早ければ今年の秋、遅くとも来年の春には総選挙があると予想する西村氏。
西村氏「次の党代表が先頭に立ち、政権交代を実現していく。言ってみれば総理候補を選ぶ選挙なので、注目される選挙。なので、活発かつ丁寧にやって、有権者に立憲民主党という選択肢をわかっていただけるような、代表選挙にしたいですね」
立憲民主党は、前回の代表選でも全国を回って討論会を実施しました。今回、党内に限らず広く関心を集めるためのアイデアは。
西村氏「んー……教えてほしい(笑)いろいろ考えるんだけど、やっぱり限界があるんですよ」
西村氏は「一般の人も含めて投票できるようにすれば盛り上がると思う」と語り始めますが、「単なる人気投票になってしまうかもしれない」、あるいは他党の支持者が投票してしまう恐れなど、何を代表するのかわかりにくくなるという懸念も示します。
西村氏「メディアやネットの活用も検討しているが、取り上げていただくためにどういう仕掛けなら取り上げていただけるのか。アメリカの大統領選挙で行う視察や対話集会など、今までと違うやり方も模索していけたらいいんじゃないかな」
MC伊藤由佳莉「同じ党だと政策の差なども見えにくいですよね」
西村氏からは「参考情報として一般からのネット投票くらいあってもいいかもしれない」とのコメントもありました。
立憲民主党の代表選挙、ぜひご注目ください!
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