舛添都知事を筆頭に、「政治とカネ」の問題がメディアを騒がしています。そもそも、何が問題なのでしょうか? そして実は、舛添氏だけではなく、政治資金でライザップに通う議員やネットゲームに課金する議員もいるのです。

政治資金とは、政治家が活動するために使われるお金のことで、元をたどれば、一部私たちの税金が使われていることがあります。「政治活動」のためにしか使うことができず、例えば自分が遊ぶためのお金など、私的な用途に充てることはできません。
しかし、「何が政治活動で、何が政治活動ではないか」の線を引くのは難しい問題です。例えば、有る政治家が映画を見たとしても、その理由が「映画産業を盛り上げるための調査」や「クールジャパンの研究」であれば、それは「政治活動」として認められることになります。
そのため、私たちは「何に使われているのか」をチェックし、政治家側は「何に使っているか」をしっかりと報告することが重要です。
直近では、舛添東京都知事の政治資金が問題視されています。例えば、会議費用と称して家族旅行に行ったと指摘されています。舛添氏は「家族旅行もしたが、同じ部屋で政治活動に関する重要な会議もした」と、政治活動であったことを主張しています。さらには、ヤフー・オークションで購入した絵画は「海外の要人に渡すためのお土産」と説明しています。
昨年の12月、民進党の小見山幸治参院議員は、政治資金でライザップに通っていたことで物議をかもしていました。小見山議員はライザップに通った理由を「スポーツ振興に携わる中で自ら体感するのが目的」と説明し、その後批判を受け、政治資金を返納しています。
アメリカでは、政治資金でゲームに課金してしまった政治家も。アメリカの共和党議員であるダンカン・ハンター下院議員は、活動資金の約1,300ドルをゲームに私的流用したとして、疑われていました。ハンター氏は、「息子が選挙資金を運用するクレジットカードを誤って使ってしまった」説明しています。
ヤフー・オークションでの絵画購入、ライザップ、そしてネットゲームへの課金まで、問題視された政治活動の使われ方を見てきました。しかし、一見遊びに見えても、レジャー政策に取り組まれている政治家など、調査のために使われていることもあります。一概に全てを批判することはできませんが、元をたどれば私たちの税金が使われていることもありますので、政治家にはしっかりと使って欲しいものです。
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