
2026年9月16日公開の「選挙ドットコムちゃんねる」では、選挙ドットコムとJX通信社による定例意識調査の結果をJX通信社代表取締役の米重克洋氏が解説します。
【調査概要】調査は2026年9月12日(土)と13日(日)に実施。日本国内の18歳以上の方を調査対象とし、有効回答数は電話調査で1015件、インターネット調査で1349件を取得(いずれもJX通信社との共同実施)。各数値は小数第2位以下を四捨五入しています。
まず、9月の政党支持率の結果です。今月は電話調査で大きな動きとしては、立憲民主党と公明党との合流を断念して分裂することが決まった中道改革連合の支持率が2.7ポイント下がりました。
この下がった分は他の野党、あるいは一部無党派層にも流れている段階です。

電話調査で、野党勢力で一番支持率が高い国民民主党は4.7%、与党の自民党25.7%と大きく水を開けられている状態です。米重氏は「結果的に野党が非常に弱いという状態がより強調されたような支持率の出方になっている」と解説します。
以下が、次期参院選比例投票先の結果です。自民党は電話調査が前月比約4ポイント増で、無党派層からを中心に支持が流れてきているといいます。

政党支持率や比例投票先の結果における中道分裂の影響について、米重氏は過去の調査の傾向からみても、政党支持や投票先というのは無党派層や「わからない」を経由してから移動するものだと解説。中道の支持層が立憲民主党や公明党に戻るのか、それ以外の他の政党に行くのかは来月以降に影響が見えてくると考えられます。
今月の結果で見ると、国民民主党9.2%、チームみらい7.0%、日本共産党6.7%、立憲民主党と参政党が6.0%で、「群雄割拠」状態です。どこがこれから野党として一番強くなっていくのかということは、「今後の野党間のパワーバランスを占う上でも大事なポイントになってくる」と指摘します。
以下が、内閣支持率の結果です。電話調査では支持率が約5ポイント近い上昇で50%台に回復しました。

この中身を見ると、「どちらかといえば支持する」層が多くなっています。属性別に見ると男女で結構差があって、今回支持に戻っているのはほとんど女性で、年代的には60代以上が多い傾向がみられます。
この要因について、米重氏は「情報行動やメディア接触の観点から説明するのが一番自然」だとし、7月末に特別国会が閉会してからテレビや新聞報道を通じて政権が追及されるシーンがあまり流れなくなり、代わりに首脳会談やイベントなど政権にとってニュートラルまたはポジティブな報道が増えたことで、比較的支持する層を増やしたと推察します。
一方で、比較的政治的な考え方が固まっていない層が多いネット調査では支持率・不支持率ともに大きな動きはありません。

ただ、「強く支持する」と答えた積極的な支持層は電話調査でも全体の4分の1以下にとどまっており、今後の政治動向に伴う内閣支持の上下は注視されます。
この詳細は、ぜひ動画本編でご確認ください!
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