高市内閣の高支持率の三要素とは?自民党・政調会長特別補佐の自民党・鈴木英敬衆院議員に訊く重責のやりがい

2026/07/10

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6月30日公開の「選挙ドットコムちゃんねる」では、自由民主党の鈴木英敬衆院議員をゲストにお迎え!現在務めている「政務調査会長特別補佐」の仕事とやりがい、そして連立政権として進める副首都法案の見通しは?MCの産経新聞編集長の水内茂幸記者がインタビューします!

MC水内記者:「政調会長特別補佐」になられて、僕が見ている限り、結構いろんな案件を集中して鈴木さんのところでやられている感じがします。まず、政調会長特別補佐の今のお仕事としては、どんなことをされているんですか?

鈴木氏:そうですね。毎回あるポストではなくて、その時々の政調会長によって設けられるポストです。例えば、石破(茂)政調会長の時の赤澤(亮正)さんとか、高市(早苗)政調会長の時の鈴木淳司さんとか、茂木(敏充)政調会長の時の宮崎政久さんとか、それぞれに設けられます。

今の僕の仕事は、大きく3つぐらいあります。

一つ目は、連立合意の履行ですよね。要するに、高市政権、小林(鷹之)政調会長になってから、連立が26年ぶりに組み替わって、政策決定のあり方などが全く変わったわけです。だから、近年の政調会長の中では、最も業務の変化、増加があった人だと思います。参議院が少数与党ですから、他党調整みたいなものが大きく一つ目の仕事です。

二つ目は、政調内の横断機能を発揮するような仕事です。例えば、イラン関係の合同会議とか、メガソーラー関係の合同会議、あるいは豪雪対策関係の合同会議など、要は縦でやっているやつに横串をさすみたいな仕事ですね。

三つ目は広報です。政調会長の定例会見を毎週やるようにしました。それから、これも広報の一環ですけど、全国政調会長会議を開いて全国の皆さんと連携したり、「移動政調」というのをやって政策の浸透を図ったりしています。

大きく分けると、連立合意の履行、それから横断機能、そして広報。こういった仕事をやってますね。

MC水内記者:なるほど。やっぱり、高市総理・小林政調会長の元だと、とにかくスピードと「働いて働いて」っていう仕事をものすごい求められると思うんですけど、実際やってみてどうですか?

鈴木氏:いや、もう本当に総理ご自身がそうですし、小林政調会長も非常にパワフルで、かつスピードを重視される方ですから、そういう意味ではスピードもボリュームもかなりなものです。でも、すごいやりがいがあります。まさにこの政権のど真ん中というか、政権を前に進めるための仕事をさせていただいているので、こういう機会をいただいて非常にありがたいなという風に思っていますね。

MC水内記者:例えば高市総理なんかは予算の作り方を単年度から複数年度にしたりとか、色々前やっていなかったことも「これやれ、あれやって」と、結構難題も含めて、もうバンバンバンバン、アジェンダ設定してくることもたくさんあると思うんですけど、仕事は大変じゃないですか?

鈴木氏:大変ですね。大変ですけど、結局、政治家の仕事って1人でやるわけではないので、仲間と一緒にやっていけば、と思っています。他方で、難題ではあるものの、国家の根幹とか政策推進の根幹に関わるものがやっぱり多いので、そういう意味では総理大臣ならではの、総理だからこそできるご指示だと思います。それを小林政調会長がドンと受け止めて、我々も一緒になって党側で仕事をするという、そんな感じですかね。

MC水内記者:こういうのが、やっぱりなんだかんだ言っても高市内閣の支持率が下がっていなかったりとか、そういうことの一つの源にもなっているのかなと。やっぱり仕事をパッパパッパこうやっていくっていうね。

鈴木氏:そうですね。やっぱり「スピード」と「分かりやすさ」と「結果」、これが高市内閣の支持率が高い要因だと思うんです。結果のところは、全部が100点満点じゃないけれども、納期に間に合わない100点は0点なんで。だから、ちゃんとスピード感を持って結果を出す。100点じゃないけれども、というその辺りは好感を持ってもらっているんじゃないですかね。だから、スピード、分かりやすさ、結果、これが高支持率の要因かなと思いますけどね。

骨を折った副首都法案の見通しは?

MC水内記者: どうしても聞きたいのが骨を折られた副首都法案についてです。

鈴木氏:もうボキボキに折れましたわ(笑)。

MC水内記者:自民党側の責任者でいらっしゃったと思いますけども、法案をこの前出しました。振り返ってみて、まずどうですか。

鈴木氏: 本当に最後は、高市総理が維新との連立をしっかり大切にするということと、あとは維新の吉村(洋文)代表の「統治機構改革をやっていきたい」という強い思い、それらが相まってここまで来ることができたんじゃないかなと思います。

私は実務者として、両党の実務者協議体を11回やりましたし、党内の平場は6回やりました。非常に何度も何度も議論を重ねて、多くの関係議員の皆さんからご意見をいただいて、最後は今のところに着地をしました。

一部の憲法学者の方々から「憲法違反じゃないか」と言われていたような、その住民投票の規定も削除いたしましたし、法律上は一定きっちりしたものになったと思います。ですので、なんとか今回提出をして委員会の審議に図っていきますけれども、野党の方々にもご協力をいただいて審議を進め、成立までなんとか漕ぎつけたいなという思いを持っていますね。

MC水内記者: そうですよね。その憲法違反と言われているところなんか、まさに「大阪都」に名前を変える時には、これまでは「都構想」って大阪市を廃止して特別区に再編するというものなので。なかなか大阪市の人だけでこれまで過去2回、住民投票をやってきて、「市の廃止は嫌だ」という人が結構多いのか、反対が多かった部分があります。これを府全域に広げるというのは、実は維新の人にとっては大事なものだったのかなと思ったんですけど、これはやっぱり削除する・しないの時は、中で相当色々あったんじゃないですかね。

鈴木氏: そうですね。我々はさっき言った「憲法違反の恐れがある」という風におっしゃる方もいて、そういうことの懸念を払拭するには、あくまで選択肢だけれど、大阪市民の意向に関係なく大阪市が廃止されるかもしれないという制度設計はなんとか回避したいということを申し上げ、そこはご議論・ご決断をしていただいた。

最後は6月22日の高市・吉村の党首会談で着地したんですけども、その前は本当にもう……

MC水内記者:地獄を見るような?

鈴木氏:いやいやいや。そんなことはないです。ここでは言えないですけども、結構ね。結果、皆さんの思いが募ってこういう形になってますから。ここまで来ましたからね、自民党と日本維新の会が協力して、成立に漕ぎつけていけるように努力したいですね。

MC水内記者: そうですよね。ただ、ここから先考えてみると、これに野党がすごく反発しています。衆議院では法案も共同提出して、我々業界で「吊るしを下ろす」って言うんですけれども、職権で委員会の方で「審議を始めましょう」とやって、今ちょっと国会が荒れているような状況です。衆議院は自民と維新で通すことができると思うんですけど、参議院に行った時には自民と維新だけではまだ少し過半数に届かない。あと7月17日が会期末ということになってくると、なかなか成立するところまでは、胸突き八丁というか結構大変だと思うんですけども、どうでしょうかね。

鈴木氏: そうですね。でも本当に、連立合意に記された大事な法案ですし、ここまでみんなで苦労してやってきましたから。確かに参議院の方は、まだ仲間というか、自民・維新以外の賛同を得られるような状況がまだ見えない形ですので、もうこっからラストスパート、しっかりやっていくしかないです。その前に、しっかり国会が正常化していくような努力を、我々も与党として誠意を見せながらやっていくということが大事だと思いますね。

MC水内記者: なるほど。国民民主党なんかは対案を出してきたりとかしてるんですけれども、ああいうものはちょっと修正協議したりする余地ってあるんですか?

鈴木氏: そうですね、どうですかね。中身次第ですけども、私は全部中身も見ましたし、向こうの国民民主党の地方制度調査会の会長が足立康史さんなので、結構やり取りはしてますけど、これからですね。

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