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【総理からごめんね】日本維新の会・遠藤敬首相補佐官が明かす与党党首会談の舞台裏

2026/7/7

選挙ドットコム編集部

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6月24日公開の「選挙ドットコムちゃんねる」には、日本維新の会国会対策委員長・首相補佐官の遠藤敬衆院議員をゲストにお迎え!6月22日に行われた連立与党の党首会談の裏側をMCの政治ジャーナリスト・今野忍記者が解説します(記事中の記載は収録日の6月23日時点の情報です)。

MC今野記者:この収録が6月23日です。昨日、総理官邸で、同席者が遠藤さんと木原(稔)官房長官で、高市(早苗)総理と吉村(洋文)代表の、いわゆる与党党首会談、トップ会談がありました。どうでしたか?

遠藤氏:できたらそういうことはしたくなかったけれども、それを正式にセットしたのは先週の後半ですよ。先週の半ばには、凝り固まってきた時には党首会談が必要ですよ、できればそれはしない方が良いですけどね、とは投げていました。それが急遽もうやらざるを得なくなって、先週末にセットしました。

MC今野記者:本当に週末に急遽決まった会談なんですよね。だって僕も先週の時点では、与党党首会談があるなんて聞いてなかったですからね。

一応、背景だけ説明しておくと、今、会期末まで1ヶ月を切ったんですよね。そこで、自民党と日本維新の会の連立合意、高市さんが総理になれるか分からない情勢だった時に、維新が駆けつけた時に結んだ連立の合意ですね。あの中に入っている「副首都の法案」と「定数削減」。この二つと、他にも消費税とか皇室典範とか色々落としどころはあるんですけど、主に大阪案件としては「定数削減」と「副首都」をセンターピンとおっしゃっています。これに関してが、ちょっとスタックしてたんですよね。定数削減はもう野党が反対してダメだと。副首都においては、自民党内が反対して、特に大阪の自民党もそうだし、「ダメだ」と言っていた中で、遠藤さんの方で先週汗をかいて、「もうトップ同士で会談してもららないと決まらないよな」という背景ですよね。

どんな雰囲気だったんですか? 高市さんと吉村さんが会うのは久々ですか? 党首会談以来ですか?

遠藤氏:数カ月に1回「与党連絡会議」という、双方の(幹部)が集まる会議があります。それ以来だね、先月やったんじゃないかな。でもそこはもう本当に平場です。

MC今野記者:昨日は4人という極めてコアなメンバーで総理執務室でしたよね。まだ今オンゴーイングで動いていますからね。

遠藤氏:そう、ちょっとハレーションもある、自民党内にもあるでしょうから、言えることは限られているんやけど、ただ打開策になるということについては、今日副首都法案は総務会まで通ったんで。簡単に言うと、その附則の一部にある府域の住民投票を削除してくれと。

MC今野記者:だから、大阪市だけで2回都構想が否決されたやつを、副首都法案(大阪府を大阪都に変える法案)とセットで、大阪都構想をやるんだったら、大阪府全体で住民投票ができますよと。大阪市以外の人も参加して、一旦大阪市を廃止して特別区に変える法案が作れますよ、というのが維新の一応の副首都法案だったわけですよね。これに関して、昨日高市総理の方からちょっとストップが入ったと。

遠藤氏:ただ、それは語弊があるんですけど、法定協議会でどっちを選ぶかを選択するものなんですよ。

MC今野記者:そうですね。

遠藤氏:市域でも府域できるという風に、そこはゴリゴリやって「府域」も入れるようにしたんです。だから別にそこを落とすのはいいんだけど、大阪府民にもその都構想に、名称変更も合わせて書いてるでしょう。名称変更するのも住民投票、というくらいその附則には書き込んでいたんで。だから「市域」か「府域」かも法定協議会で判断してもらって、僕ら国会議員としては「選択肢を与える」という附則の部分でした。そこをゴリゴリ反対されている。けど、総理にも申し上げたんですけど、自民党と維新の実務者協議では合意しているんですよ。最終骨子案ができた時に、自民党と維新の実務者が入って、僕と尾﨑(正直)副長官が入って、総理が最後に「こういうことになりました。ああ、良かったね」ということで、一応自民党と維新の中では実務者協議というのは終わっているんですよね。その中をいじくってきたんでね。今野さんくらいのアンテナ高い人が見てたら、みんな「自民党の中で反対だ」と。だってそうですよ、全員反対派しか呼んでないんだもん。僕は「それはおかしいんじゃないですか?」と昨日総理にも言いました。

MC今野記者:なるほどね。40人くらい反対の人を並べてね、「出席者が全員反対でした」みたいなね。

遠藤氏:それをぶら下がりで言うわけです。「自民党は全員反対」というイメージを作ったのは戦略的ミスです。実務者協議も経て、総理も立ち会いのもとで合意したものを、そこの平場の人たちも説得しきれなく、40人来たら40人反対、また翌日には30人来たら30人反対なんですよ。こうやって自民党の幹部の皆さんも言うけど、最初からやる気なかったんじゃないですか?ここで1人でも2人でもいいから、連立合意の基本的な部分なんで、そこは皆さんよく分かってくださいよと誰も言わへんかったというところに問題があるってことを昨日総理にも言いました。

MC今野記者:なるほどね。で、総理はなんて言ったんですか?

遠藤氏:「その通りだ」と。だから、総理は吉村さんに「ごめんね、吉村さん」と言っていましたけどね。まあ関西人同士なんで、そういう感じなんですけど。

MC今野記者:吉村さんも苦しいですよね、高市総理に「ごめんね」と言われちゃうと「どうしてもやってくれ」ともなかなか言いづらい。一応、持ち帰りですよね。ステータスとしてはね。

遠藤氏:まあ、今日明日で決めるんですけど。だけどよくよく考えたら、この副首都法案がゼロヒャクで、何もないものになってしまったら、それこそ戦後初めての大都市制度の大改革も水の泡に消え去る。それも良くないなとも思ったし、僕も吉村さんも、それで頓挫してしまって、ただ単に反対のための反対でやられてしまうというのも。昨日も冒頭で総理がぶら下がりでお話されていましたけど、これからの日本の核となる東京以外のところを作る経済圏が必要なんだ、というあの通りなんですよ。そんな思いで僕らもやってきたから。それをなし崩し的にゼロになるというのは良くないなと思ったし、吉村さんも決断をして、今日明日整理をします。だから、「維新の選択肢が少なくなった」とか言って喜んでいる人がおるけど、じゃなくて市民の選択肢が少なくなったんです。

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2023年に年間1億PVを突破した国内最大級の政治・選挙ポータルサイト「選挙ドットコム」を運営しています。元地方議員、元選挙プランナー、大手メディアのニュースサイト制作・編集、地方選挙に関する専門紙記者など様々な経験を持つ『選挙好き』な変わった人々が、『選挙をもっとオモシロク』を合言葉に、選挙や政治家に関連するニュース、コラム、インタビューなど、様々なコンテンツを発信していきます。

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