前原誠司氏、国民離党!なぜ今新党設立?あの党との合流は? 第1回 投票率爆上げTV(仮)選挙ドットコムちゃんねるまとめ
2023/12/05
12月8日公開の「選挙ドットコムちゃんねる」は、中国軍機による自衛隊機へのレーダー照射問題がテーマ。朝日新聞の今野忍記者、産経新聞の水内茂幸記者がこの問題点とポイントを分かりやすく解説します!
朝日新聞・今野氏(以下、今野氏):やったぞ、中国軍機
産経新聞・水内氏(以下、水内氏):本当にそうですな
今野氏: これさ、これすごいよね。 衝撃走ったでしょ
水内氏:一報で聞いた時に、ここまで来るのかっていう感じがすごくしました。 この動画を見てる人が考えてる以上にすごい危険な行為だっていうのをね、今日はじっくり話していこうかと思ってます
今野氏:防衛省が発表したのが(12月)7日。沖縄本島南東の公海上空で、6日(土)午後、中国海軍の空母「遼寧」、 これはウクライナから買い取って中国が造った最初の空母ですよ。遼寧を発艦したJ15戦闘機(中国の戦闘機)が、対領空侵犯措置(「スクランブル」。航空自衛隊が警戒監視により発見した国籍不明機が領空侵犯するおそれがある場合、発見した国籍不明機に対して戦闘機を緊急発進させること)を実施していた航空自衛隊のF15戦闘機に対して2回にわたってレーダーを照射したと。
【参考】防衛省発表「中国軍機による自衛隊機へのレーダー照射について」(公式サイトより)
ちょっとこれ細かい経緯の整理と、レーダーの照射の意味をざっと僕が説明します。
まず、経緯を整理しましょう。 6日(土)の午前7時、土曜日ですね。中国の空母「遼寧」、これカタパルト(空母から戦闘機などを発射するための装置)とかついてない「スキージャンプ式」っていう本当に初期の空母です。ウクライナの中古で買い取ったからすごい古いんだよね。これが沖縄本島と宮古島の間を通って太平洋に出ていく。沖大東島っていうすごいちっちゃい島の西のところで、空母が訓練を始めて、ここは公海上なんで訓練自体は法律上問題ない。ただ、防衛当局の幹部に聞くと、日本の南西諸島の非常にセンシティブな場所ではあると。 要は日本の庭先というかさ、見えるとこでやるわけだから。日本は領空侵犯の可能性あるわけだから、 当然スクランブルしますよ。それがまず、空自のF15戦闘機がスクランブルしたのに対して、午後4時32分から35分までの3分間、中国の空母から出たJ15がレーダーを照射してきた。
さらに、次が2時間後の午後6時37分から午後7時8分。これ長いんです。30 分にわたって、ちょっと離れた場所で別のF15に対して。日本の空自はスクランブルを2機同時にやるから、それに対して別々に照射したということです。これが非常に危険な行為。防衛省の発表は目視できないぐらい距離が離れてたと、中国側は安全を脅かされ危ない場所にいた、すごい近づきすぎたのでレーダーを照射したと言っている。
レーダーを照射したってことは銃をこめかみかに突きつけたような状態。 もう非常に危ない状態で、軍事の常識ではあり得ない。 で、これはちょっと賛否が分かれるんだけど僕が聞いた防衛当局自衛隊幹部の人は「米軍なら反撃しててもおかしくなかったよね」と言っていた。
今野氏:レーダー照射には2種類あるんですよね。 探索する場合と、射撃のターゲットとして狙う場合の「火器管制レーダー」。今回、日本政府の発表は火器管制レーダーとして使われたという認識。
水内氏:「火器管制レーダー」っていうのをやった段階で、いわゆる「ロックオン」という感じになる。これはもう撃つためにやっていて、撃たれたら終わっちゃうわけだから。
今野氏:そう。だからもう「準戦闘行為」なんですよ。 一応、防衛省の発表ベースで言うと、日本の自衛隊がレーダー照射を受けたのは戦闘機で初めて。 過去に浴びたのが3回あって、1回が2013年の安倍政権になったばっかりの時に、中国の艦艇が日本の海自の護衛艦にレーダー照射してるんですよ。 この時はもう民主党政権から安倍政権に変わって、安倍さんと菅さんだからもうこれは公表して世界に知らしめなきゃだめだって判断する。この時は、結構何日かかかってんですよ。 色々調べて、裏取って絶対間違えないようにって。
今回、小泉防衛大臣が「覚醒した」とか言われてるけど、防衛省は4時に照射があって10時間後にはもう発表してるから。 これはすごい英断。しかも夜中の2時でしょ。記者大変だね。 でも偉いよ。
水内氏:これはすごく画期的だし、いいことだと思う
今野氏:今回が3回目で、戦闘機から戦闘機へは初めて。そういう意味でも重たい。だから、今まで中国から日本に対して、異常接近とか、領空侵犯とか領海侵犯とか色々やってきたけど、今回は完全にその一線を超えた
水内氏:早速中国外務省の郭報道官がこれは「飛行の安全を確保するための正常な操作だ」「艦載機が飛行訓練を行うときに捜索レーダーを作動させることは各国の通常のやり方だ」と、 要するに探索レーダーなんだという風に言ってるんだけれども、防衛系の人に聞くと継続して時間も少し置きながらやってる、探索レーダーとはやり方が全然違うから、どっからどう見てもやっぱ火器管制レーダーだろうという見方が一般的
今野氏:中国側の言い分っていうのは捜索レーダーが訓練中にたまたま当たっちゃったんでしょって言ったわけ。でもたまたま当たったって、最初は3分だけど2回目は30分だよ。
自衛隊の統幕幹部に取材してもし今日やるならこれだけは伝えてほしいって言われたのは、30分照射されて耐え続けた自衛官のメンタリティー
水内氏:これは恐ろしい。すごいよ
今野氏: 銃をこめかみに突きつけられて、自分が生きるか死ぬかの瀬戸際にいるのに30分耐えてんだよ。僕なら絶対反撃してるわ。だって怖いじゃん。スクランブルのパイロットってエリート中のエリートだから、いかに日本の自衛隊が精神的にも鍛えられた精鋭かと。 世界でいろんなパイロットや軍隊いるけど、30分平常心でやり抜けるってすごいよ。もういいから離れろって言わない上もすごいよね、全うさせる。 本当命がけだと思うよ
日本の防衛省・自衛隊の当局の見立てとして明らかな威嚇の意図を持った行動。 中国の国防大学にも「戦略的威嚇」って項目があるらしいんですよ。 要は何が言いたいかって、中国も日本に戦争を仕掛けてやろうっていう意味でやったわけじゃないけど、公海とはいえ日本の沖縄と宮古島からかなり近い距離で、全部で離発着訓練を50回やってるからね。そういう訓練を見せて日本を威嚇してることに対して、日本もそんな威嚇には屈しないでスクランブルをかけるわけですよ。それに対しても威嚇してきた。 さすがに今回レーダー照射を30分やったとなると現場のパイロットの意思ではないだろうと、どれぐらい上かわからないけど、習指導部の指示なのか、その習指導部への忖度なのか
水内氏:中国での軍事の話になると、 中国人民解放軍の人たちだけで色々やろうとしている行為と、明らかに習近平指導部から降りてきてるものと多分2つあるだろうと。昨今だと、水産物(輸入)を停めたりとか、今回の高市さんの存立危機事態の発言に対しての中国の過剰なまでの反応も習近平に忖度するような感じでやってる部分もあるじゃないですか。 だから今回の威嚇もどのレベルでやってきてるのか、忖度なのか、でもやっぱり明らかに今は日本にプレッシャーかける時だからやっちまえっていう感じでやってきてるのか。この2つのどちらかっていう感じがする
今野氏:今やった方が上からの覚えが良くなるとか、アピール合戦の一環じゃないかってのは日本側の見方よね。
この詳細は、ぜひ動画本編でご確認ください!
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