
10月12日公開の「選挙ドットコムちゃんねる」には、チームみらいの代表・安野貴博参院議員、幹事長の高山聡史氏がゲスト!今年の参院選で国政政党入りしたチームみらいは、公約に掲げてきた「政治とカネ問題を終わらせる」ための具体策として実行しているオープンソースソフトウェアの政治資金の流れを可視化するツール「みらいまる見え政治資金」をリリースしました。その特徴と狙いとは?

みらいまる見え政治資金の核となるのは従来、一般の人々には「分かりにくい」とされてきた政治資金収支報告書を、誰もが一目で理解できるように「見える化」することです。このツールでは、AIやデザイン、ソフトウェアの力を駆使し、複雑なお金の流れを直観的に把握できるようにしています。
「みらいまる見え政治資金」は、チームみらい自身の収支を公開すると同時にソースコードをオープンソースとして公開。これは、単に自党の透明性を高めるだけでなく、「一人政党でも公開しようという意思があればできるということを示せたのは大きい」と話し、他の政党や地方議員にも意識を波及させる効果を狙っているといいます。

このプロダクトの画期的な点は、透明性向上に留まらない「効率化」の側面を持つことです。
従来の収支報告書作成は議員本人や秘書にとって負担が大きい業務の一つでしたが、安野党首は今後「ワンクリックで収支報告書が出力できるようにする」目標を掲げています。これにより、議員事務所の会計業務コストを削減し、事務的なミスも大幅に減らす効果が期待できるといいます。これは、元東京都議会議員のMC鈴木邦和も「めちゃくちゃ助かるサービス」と実感を込めて語ります。
システムだけでは悪意がある『裏金』を完全に防ぐことはできないとしつつも、現金以外の政治資金の流れを見える化することで不正の「抑止力」として機能することに期待を寄せています。
チームみらいは、次なるプロダクトとして「国会の見える化」を計画していると明かします。これは国会で審議中の議案のステータスや論点、党のスタンスの可視化する仕組みで、一種のニュースメディアのような形を想定しているといいます。
安野氏は「公開されていても気持ちが湧くところまでいかない。AIやデザイン、ソフトウェアの力を使って、これは見て分かるなって思うところまで持っていけないか」と政治資金と国会活動など、政治の見える化に取り組む思いを話します。

続々と開発・提案する源泉には、党内に抱えるエンジニアを中心とした開発チームの存在があります。組織づくりを中心的に担った高山幹事長も「各チームが開発チームとコラボしながら働いていく」点が特徴だと話します。一方で、「政務調査会」や「国会対策委員会」など従来の政党が備えている組織を設置することで、他の政党との話し合いのためのカウンターパートが対外的に分かりやすくしている点も肝だと解説。
技術によって「政治の当たり前を変える」というチームみらいの戦略は政治資金規制法の改正議論にもフィードバックし、ルールとテクノロジーの「両輪」で政治を改善するという新たなアプローチにつながる可能性をはらんでいます。
この詳細は、ぜひ動画本編でご確認ください!
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