選挙ドットコムが2025年10月26日投開票の神戸市長選挙に合わせてサンテレビと共同で実施した「神戸市長選挙2025投票マッチング」は、オープンした10月13日から投開票日の10月26日までの14日間に2万5000回を超えるご利用をいただきました。このコラムでは、投票マッチングの最終集計結果を発表します！マッチング率が高かった候補者は？そして、関心が寄せられた政策とその賛否は？
今回の神戸市長選挙には届け出順に公明党と自由民主・立憲民主・国民民主の3党県連が推薦する現職の久元喜造（ひさもと・きぞう）氏（71）、新人の五島大亮（ごとう・だいすけ）氏（48）、日本共産党が推薦する新人の岡崎史典（おかざき・ふみのり）氏（56）、新人の木島洋嗣（きじま・ひろつぐ）氏（50）の無所属4名が立候補しました。
結果は以下の通りで、現職の久元氏が4選を果たしました。
投票率は36.96％でした。前回と前々回の選挙は衆院選との同時執行だったため、12年ぶりの単独実施でしたが前回よりも16.83ポイント減と大幅に下がりました。
まず、今回の投票マッチング利用者層を紹介します（各数値は小数第2位で四捨五入しています）。サイトをオープンした10月13日から投開票日の26日までの利用回数は2万6587回でした。
回答者のうち神戸市在住の18歳以上による利用回数は2万5326回でした。
年代別にみると、多い順に「30代」が27.5%、「40代」が25.1%、「18～29歳」が20.8%で、全体の7割を占めました。
支持政党は「支持する政党はない」が最多で65.1%を占めました。政党支持層の最多は自民党と参政党でそれぞれ7.0%、次に日本維新の会5.9%、国民民主党5.4%の順に続きました。
男女別では、男性が44.9%、女性が47.7%、「回答しない」が7.0%、その他0.4%でした。
投票意向をみると「必ず投票にいっている」80.7%、「たまに投票にいく」17.0%、「投票に行っていない」2.3%の順でした。
今回の投票マッチングは40代までの若年層で、投票意向が高い「無党派層」に多く利用していただきました。
まず、投票マッチングでは、利用者にとって重要度が高い質問項目を3つ選択してもらっています。その上位の結果は以下の通りになりました。
今回の投票マッチングでの候補者別のマッチ率は当選した久元氏が57.8%、五島氏が34.6%、岡崎氏が4.8%、木島氏が2.8%でした。
最後に、関心が高かった政策に関する利用者と候補者の賛否を紹介します。
最も多かった「現市政における物価高対策を評価しますか？」の回答状況は、「賛成」が13.2%、「やや賛成」は22.8%、「どちらともいえない」は27.5%、「やや反対」は20.2%、「反対」は16.0%、「わからない」は0.3%でした。賛否が拮抗する結果となりました。
以上が、神戸市長選挙2025投票マッチングの結果でした。
投票マッチングは、政策によって利用者と候補者との一致度を図るシステムです。選挙では当選者が1人に絞られますが、当選後に新たなリーダーが政策を実現するためには多様な人の意見を取り入れて調整する手腕が問われます。
今回、あなたが関心を寄せた政策がどのように進んでいくのか？それともなかなか進まないのか？そうした目でこれからの神戸市政をみると新しい発見があるかもしれません。
＼神戸市長選挙2025投票マッチングサイトをオープン！／
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