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2022年7月26日に公開された動画のテーマは……参院選2022・畠山氏が見た東京選挙区!
ゲストにフリージャーナリストの畠山理仁氏をお招きし、東京選挙区で印象に残った候補者について語っていただきました。
畠山氏が見た選挙の現場とは?
【このトピックのポイント】
・参院選被選挙権ギリギリの30歳で立候補した斎木氏。5万票獲得で今後の活躍に注目
・激しい主張からは想像できないマメなコミュニケーションでファンの心をつかむ沓沢氏
・沖縄米軍基地問題に切り込む中村氏。鋭い視点にMC鈴木も心打たれる
畠山氏も「かなり注目」とする斎木氏。
政治の道を志すきっかけは親戚である安倍晋三氏だったとのことです。しかし、自身がLGBTQであることをカミングアウトしてから、同性婚やLGBTQの問題解決に一番の障壁となっているのは自民党であると感じた斎木氏。選挙期間中も自民党の勉強会で配布されたLGBTQに対する差別的な冊子について抗議するデモに参加し「自民党に自由と民主を語る資格はない」と熱く演説しました。
デモの数日後に安倍氏の銃撃事件が発生し、複雑な思いがあったものの選挙運動は継続。
最終日の新宿の演説には支持者があつまり、20時を迎えると同時に街宣車の上で座り込んでしまうほど全力で演説を繰り広げました。
斎木氏は今後も政治の世界への挑戦は続けていくとのこと。東京選挙区では最年少、さらに5万票を獲得したということ、畠山氏は「これからも活躍が期待される」とコメントしました。
沓沢氏について畠山氏は「主張は激しいけど実際の語り口は優しい」と評価します。
畠山氏によると、街頭演説には沓沢氏のファンが訪れ、沓沢氏は一人一人に丁寧に話をする様子が見られたとのこと。ファンに話を聞いてみると「SNSで沓沢さんのことを書くとすぐいいねしてくれる」と、リアルでもネットでも非常に丁寧なコミュニケーションをとっているのが窺えます。
畠山氏「それで支持者の心を掴んでいる。みなさん『沓沢さんを現場で応援しなきゃ』という気持ちで街頭演説を見にきている」
この話を聞いてMC鈴木は「ブログを拝見していたがそういう印象は全くなかった」とやや驚いた様子。畠山氏は「沓沢氏は街頭演説の回数は多くないものの、非常に行き届いたコミュニケーションをとっている。それがこれだけの票数に結びついているのでは」と分析しました。
畠山氏が小畑氏と出会ったのは2021年11月の広島県知事選挙の取材に行った折。選挙翌日に街宣している小畑氏に思わず「誰ですか?」と声をかけたのがきっかけでした。
畠山氏曰く「演説は非常に情熱的」とのこと。ファンの方と話をしたり、ノーマスクを訴える中で有権者に怒鳴られたときも、にこやかに対応したりするなど東京都内で精力的に活動を行っていたようです。
「世界初のビーガン政党」を打ち出し、「私たちは一切、肉を食べません。肉を食べている人は顔を見ただけでわかります!」と自信を持って語る様子も畠山氏に印象に残りました。
MC鈴木が畠山氏の記事で「一番心を打たれた候補者」として挙げたのが中村氏。
米軍基地に対する負担が沖縄に集中していることを「いじめと同じ」と訴え、「東京で米軍基地を引き取り沖縄の負担を軽減してから日本の安全保障について考えよう」というのが中村氏の主張です。
MC鈴木「日本の今の政治に非常に本質的な問いを我々につきつけていると思った」
立候補してからは「ひとりフェス」と銘打って官邸前で演説を繰り広げました。18歳から社会運動をしていたこともあり、畠山氏によると「心に響く内容」「わかりやすく聞き取りやすい演説」とのこと。
また、「ひとりフェス」を行う中村氏に対し「ひとりにしてはいけない」とボランティアが集まり、自主的にポスター貼りを行ったため準備したポスターが早々に捌けたというエピソードもあります。都内だけでなく、千葉からもボランティアが集まったとのことで熱心な支援者に支えられている様子が窺えます。
今回の参院選で東京選挙区の候補者34人全員に取材を行った畠山氏。その内容をまとめた「生の声」の記事はMC鈴木も「本当にすごい」と太鼓判を押しています。こちらの記事もぜひご覧ください。
【関連】すべての候補者は「有権者の貴重な選択肢」東京選挙区の候補者34人全員の生の声(畠山理仁)
東京選挙区は34人全員に取材!全ての候補者に取材する畠山氏の原動力とは?
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