参院選の選挙戦も佳境を迎えた終盤戦、各候補者は投票日前日までどのようなことをツイートしていたのでしょうか。選挙ドットコムがテキストマイニングツールで調査しました。
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安倍晋三元総理が銃撃された事件について、蛮行を非難する声が上がりました。暴力に屈せず民主主義を守る決意を示した議員も多くいました。また、激戦区の候補者が最後のお願いをしていたり、支援者に感謝したりするツイートも増えていました。
今回個別に取り扱った党派は、参院選の公示前の時点で参議院に議席を有し、今回の参院選で複数の候補者を擁立していた国政政党です。それ以外の党・団体については諸派としてまとめています。
各党派が終盤戦でどのようなツイートをしているのか、見ていきましょう。
中盤までと同様に、激戦が予想された候補者の名前が目立っています。
また、情勢が厳しいとされる候補者が終盤の追い上げを狙って、必死に有権者に訴えかけている状況も見て取ることができます。
党の政策をアピールしつつ、激戦区の候補者名を最後まで前面に押し出していました。
また、連立政権を組む自民党の候補者の応援も積極的に行っていたようです。
独自の政策を前面に出し、与党との対決姿勢を示していました。
激戦といわれる選挙区の候補者名は、選挙戦の序盤から最後まで大きくアピールされていたようです。
最後まで党の基本政策を強く訴えながら、党名を前面に押し出していました。
また、Twitterの「スペース」での配信を候補者が案内しているツイートも多く見られました。
衆議院議員が積極的に応援に入ったり、京都選挙区では国民民主党の前原誠司代表代行も街頭演説を行うなど、激戦が予想されていた候補者の支援を最後まで強く呼びかけていたようです。
厳しい戦いになっている候補者の名前を中心に、有権者に強くアピールしていました。
玉木雄一郎代表は最後まで積極的に各地で応援に入っていたようです。
Twitterの「スペース」やライブ配信、盆ダンスなど党の特色を出した選挙活動が続いていました。
山本太郎代表や著名な候補者の知名度を生かした選挙戦だったといえます。
厳しい情勢が伝えられていましたが、福島みずほ党首が序盤から前面に出て、最後まで党の方針を熱心に訴え続けていました。
立花孝志党首や知名度のある候補者を最後まで前面に押し出し、政見放送やYouTubeを案内して最後までアピールをしていました。
党名を大きく出したり、候補者名をアピールしたり、また政策を前面に出すなど、それぞれ違う戦略で有権者への浸透を狙っていました。今回の参院選の結果、政党要件を獲得した参政党については関連するキーワードが比較的よく見受けられます。
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