来年夏に予定されている参議院議員選挙・大阪選挙区において、自民党は12月11日の党役員会で、現職の太田房江氏(67)を擁立する意向を固めました。すでに同選挙区では、新人の柳本顕氏(44)が党からの公認を受けています。
大阪選挙区では他にも、公明党が現職の杉久武氏(42)、立憲民主党が新人の亀石倫子氏(44)、共産党が現職の辰巳孝太郎氏(42)、日本維新の会が現職の東徹氏(52)の公認候補の擁立を決めています。
太田房江氏は1951年6月26日、広島県呉市の生まれで現在67歳です。東京大学経済学部を卒業後、1975年に通商産業省(現経済産業省)に入省。住宅産業課長、近畿通商産業局総務企画部長、消費経済課長を歴任し、1997年には岡山県副知事、1999年には通商産業省大臣官房審議官に就任します。2000年には全国初の女性知事として、大阪府知事に就任。2008年まで2期8年を務めました。
大阪府知事を務めたのち、2008年からエア・ウォーター㈱取締役、2010年から㈱エア・ウォーター農園代表取締役を務めました。その後、関西大学客員教授、大阪産業大学客員教授を経て、2013年の第23回参議院議員選挙で比例代表として初当選。2015年の第3次安倍改造内閣において、厚生労働大臣政務官に就任し、2016年まで務めました。自民党ではこれまで党女性局長、自民党厚生労働部会部会長代理などを歴任しています。
太田氏は自身のHPによれば、キャッチコピーとして「力必達 6つのビジョン」を掲げ、
1.中小企業・地域活性化
2.新しいエネルギー政策
3.未来のための強い産業
4.国の礎を創る教育
5.生きがいある世の中に
6.さらに豊かな国へ
を具体的に取り組む政策テーマとして掲げています。
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