7月1日に告示された東松山市長選には、自民、公明の2党が推薦する現職の森田光一氏(65)、新人の安冨歩氏(55)の無所属2名が立候補しました。投開票は7月8日に行われます。
今回はまちづくり政策、子育て・福祉政策などが争点と考えられます。
森田氏は東松山市出身。埼玉大学教育学部卒業は家業である測量事務所で行政書士・測量士として務めました。1995年から2期東松山市議を、2003年から2期県議を務め、2010年の市長選で初当選を果たしました。2014年に再選し、今回は3期目への挑戦となります。
森田氏は「市民が誇りに思い、元気と希望に出会える東松山をつくりたい」と3期目への意欲を見せています。「2期8年の企業誘致等による経済政策によって人口も税収も増やすことができた」とし、3期目には超高齢社会に対応できるまちづくりを目指し、築いた財政力をもとに医療や介護などを提供するための地域包括ケアシステムの構築、社会保障の充実、高校生までの医療費無償化、子育て支援、地域の安全安心に力を入れたい考えです。
安冨氏は大阪府生まれ、京都大学経済学部卒業、京都大学大学院経済学研究科修士課程修了。京都大学人間科学研究所助手、名古屋大学情報文化学部助教授、東京大学情報学環助教授などを経て、現在は東京大学東洋文化研究所教授を務めています。2013年頃から化粧をし、女性の服を着る「女性装」を始めたことでも知られています。
安冨氏は基本政策をホームページにて公表しています。
一、社会保障(健康で文化的な生活)の充実
二、こどものくらしづくり―すべてのこどもに学びと「くう、ねる、あそぶ」を保障
三、民主的な行政―ひらかれた市役所に
四、くらし・経済の分野―まちをにぎやかに
五、武蔵野の再生と自然環境の保全―美しい景観と生態系の保護
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