【沼津市長選】あす投開票。山下富美子氏 VS 加藤元章氏 VS 渡辺大輔氏 VS 頼重秀一氏 VS 土倉章晴氏

2018/04/28

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地方選挙

選挙ドットコム編集部

現職市長の死去に伴う沼津市長選が4月22日告示されました。立候補したのはいずれも無所属新人の山下富美子氏(64)、加藤元章氏(54)渡辺大輔氏(36)、自民・民進の2党の市支部が推薦する頼重秀一氏(49)土倉章晴氏(73)の5名です。投開票はあす4月29日に行われます。

任期満了が2020年秋と予定されていた大沼明穂市長が3月21日に急死したため、急きょ行われることになった今回の選挙。大沼市政の継承の是非やまちづくりなどが争点と考えられます。

財政状況の見通しが立っていない以上、高架事業は進められない。山下富美子氏

元市議の山下氏はホームページにおいて以下のマニフェストを掲載しています。

「みえる」……市政の見える化改革
「いえる」……子育て支援は未来の投資、誰も置き去りにしないまちへ、市民の暮らしを守る、コミュニティを育てる・つなぐ 鉄道高架に頼らないまちづくり、中小企業の支援、女性もシニアも、もっと活躍 潜在労働力はぬまづの活力
「わかる」……堅実な行財政改革

山下氏は「ブラックボックスの中で市政が進んでいる。情報公開の資料は黒塗り、税金の使い方も本当に市民に必要な事業のためなのか分からない」と現状の市政を批判。「生活者視点の政治に戻すため、皆さんのお話を聞きたい」と訴えました。JR沼津駅付近鉄道高架事業については「財政状況の見通しが立っていない」として反対の姿勢を示しています。

山下氏は学習院女子短期大学人文学部卒業。帽子制作を手掛ける一方、「オリーブの木ネットワーク」東部代表や鉄道高架事業の住民投票条例制定に向けた条例請求代表者などを務めました。2007年から3期連続で沼津市議選に当選。現在も帽子デザイナーや自治体議員政策情報センター県代表として活動しています。

防災や交通遠隔化などのメリットのある高架事業を進めるべきだ。加藤元章氏

元市議の加藤氏は、現在は市の財政の健全性は保たれているとしつつも「現状に安心する事なく、中心市街地再生、観光振興、地産地消などを進め税収を稼ぐべきだ」との考えを示しています。現在の最大の問題は人口減少とし、時代に合わせた中心市街地の活性化、飲食・宿泊・土産物により皆が潤う観光産業などに取り組みたい、と訴えました。またJR沼津駅付近鉄道高架事業は「防災や交通円滑化、新しい都市機能の集約など、たくさんの可能性がある」とまちづくりにとってメリットがあるとして推進したい考えです。

加藤氏は旧原町六軒町出身、早稲田大学政治経済学部卒業。三菱自動車工業勤務を経て2003年および2007年の沼津市議選に2期連続当選しました。2008年の沼津市長選で落選したものの、2011年および2015年の沼津市議選で3回目・4回目の当選を果たしています。現在はNPOしずおかセラピードッグ代表などを務めています。

高架事業は事業効果検証を。渡辺大輔氏

人材派遣会社社長の渡辺氏は、今回の立候補について「若い世代が立候補することで20代や30代の市民が政治に興味を持ってくれれば良い。多くの人に投票に行っていただき、納得できるリーダーを作りたい」と語っています。自らが自立支援に取り組んでいることを踏まえ「沼津の人口を2倍に」という目標を掲げました。具体的には「再チャレンジする人を雇用する企業を支援したい」との考えを示しています。またJR沼津駅付近鉄道高架事業は中立の立場を取っており、事業効果検証を唱えています。

渡辺氏は県立大仁高等学校卒業。人材派遣会社社員を経て人材派遣・自立更生支援会社社長を務めています。

沼津を活かすためにも高架事業は進めるべきだ。頼重秀一氏

元市議会議長の頼重氏は、市の財政指標は健全性が保たれているとした上で「自主財源確保のためには雇用の場を生み出す事が大切」と述べ、具体的には企業誘致や産業振興などを総合的に進めていきたい、としています。JR沼津駅付近鉄道高架事業については「現在は中心市街地が南北に分断され、沼津を活かしきれていない」という理由から推進派の立場を示し、駅周辺のまちづくりを活性化させたい考えです。またその他の政策として民間のアイデアの活用による中心市街地活性化、教育環境の充実を掲げています。

頼重氏は日本大学卒業。建設会社の社員を経て2003年から沼津市議選に4期連続当選を果たしています。昨年6月からは市議長を務めていました。

鉄道を地下化し災害に強い沼津を作ろう。土倉章晴氏

道路企画会社会長の土倉氏は、「30年、50年先の沼津をどうしたら若い世代に引き継げるかを決める選挙」と位置付けています。過去に県東部に30区域の区画整備事業を完成させた実績をアピールし、景気拡大策として「大学など、働く若者が学べる場を作っていきたい」としています。今回の最大の争点であるJR沼津駅付近鉄道高架事業については「高架ではなく、半額のコストでできて災害にも強い地下化を提案する。さらに貨物の集積場所や長距離運転手が休める施設も整備したい」としています。

土倉氏は日本大学短期大学部卒業。住宅販売会社の社員を経て、現在は不動産会社会長、道路建設コンサルタントなどを務めています。

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選挙ドットコム編集部

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