森友学園の決裁文書の書き換え問題に続き、加計学園の獣医学部新設を巡る面会が連日注目を集める中、報道機関各社が4月前半に行った世論調査が出揃いました。
なお、対象としているのは3月31日から4月15日にかけて調査を行った7社(共同通信・時事通信・読売新聞・朝日新聞・NHK・日本テレビ・TBSテレビ)としています。また、各社の調査日や手法が異なるため、あくまでも参考値としてご覧ください。

いずれの調査でも、「安倍内閣を支持する」と回答した人が減少し、「安倍内閣を支持しない」と回答した人が急増しています。 なお、4月時点の加重平均は7社のみのものとなります。
4月前半に調査を行った7社ともに「安倍内閣を支持しない」と回答した人の割合は「支持する」と回答した人よりも多くなっています。
「安倍内閣を支持する」と回答した人の割合は、最も高い読売新聞では42%となっていますが、日本テレビによる調査では26.7%となっています。なお、読売新聞の調査は3月31日から4月1日にかけて行われたため、「本件は、首相案件」と記されていたとされる記録文書の存在が報じられる前だった点にも注意が必要です。
「内閣を支持しない」と回答した人は読売新聞(3月31日-4月1日実施)で50%、TBSテレビで58.4%(4月7-8日実施)、日本テレビで53.40%(4月13-15日実施)、朝日新聞で52%(4月14-15日実施)、共同通信で52.6%(4月14-15日実施)と過半数を超える結果が見られます。
今回取り上げた7社の調査では6社が、「内閣を支持しない」と回答した人に対して、その理由を質問しています。その回答の中で「首相を信頼できない」「人柄が信頼できない」とする回答が最も多くなっていました。

政党ごとの支持率を見ると、大きな動きは見受けられません。3月時点では11社の加重平均、4月現時点では7社のみの加重平均となっており、単純に比較はできませんが、自民党は引き続き30%を超える支持を獲得しており(時事通信の調査のみ25.3%)他党を引き離す支持を得ています。 追及を強める野党第一党である立憲民主党は支持率に変化は見られません。

5社(共同通信・読売新聞・朝日新聞・日本テレビ・TBSテレビ)では、今年9月に予定されている自民党総裁選に関して、「次の自民党総裁には、誰がふさわしいか」との旨の質問を行っています。
3月に続き、安倍晋三氏と石破茂氏が競い合う結果となっていますが、3月31日から4月1日にかけて調査が行われた読売新聞の調査以外は、石破氏が安倍氏よりも選ばれている結果となっています。なお、日本テレビの調査では安倍氏・石破氏を抑え、小泉進次郎氏が1位となっています。

※各社の調査結果をもとに加重平均の値を掲載していますが、調査の実施日や手法が異なるため、あくまでも参考値としてご覧ください。
<参考>
共同通信 世論調査
時事通信 世論調査
読売新聞 世論調査
朝日新聞 世論調査
NHK 世論調査
日本テレビ 世論調査
TBSテレビ(JNN) 世論調査
(データ分析協力:若林良)
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