2月15日の記者会見において、任期満了にともなう鹿嶋市長選(4月8日告示、15日投開票)に佐藤信成氏が立候補を表明しました。
佐藤氏は鹿嶋市議で、無所属での立候補です。なお同市長選には、現職鹿嶋市長の錦織孝一氏も立候補を表明しています。
佐藤信成氏は東京都北区の生まれで現在44歳です。清真学園高等学校を卒業後、専修大学経営学部経営学科に進学。同大学を卒業後、2010年からはカウンセラー、2015年からは行政書士佐藤信成事務所代表を務めています。2011年の鹿嶋市議会議員選挙では、1,908票を得て初当選。現在、鹿島市議2期目です。議会改革推進特別委員長、広報広聴委員長、都市経済委員会副委員長等を歴任しています。
佐藤氏は「26億円もあった市の貯金(財政調整基金)が、4年間で16億円に減少した」とし、歴史資料館(仮称)建設計画に反対の立場を表明し、現市政を批判しています。
佐藤氏は自身のブログで、鹿嶋市長選にあたっての政策の基本方針を「ハコモノを止めて、ソフトサービスの提供に変えていく。行政にしかできないことを行政が、民間ができることは民間がというスタンスで市政運営を行う」としています。
具体的には、主な公約を以下のように挙げています。
1.歴史資料館の建設計画の白紙撤回
2.市民活躍予算枠の導入
3.地域の課題・格差解消を優先
4.若い世代の移住を促進
5.サービスを選べる子育て支援政策への転換
6.市長退職金1800万円を受取らず、市長予算枠として独自政策に充てる
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