平均年齢60歳超 → 若手議員のみ報酬アップ! →  誰も立候補せず3年で廃止に

2018/03/19

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選挙ドットコム編集部

長崎県の五島列島に位置する小値賀町(おぢかちょう)で、50歳以下の町議会議員の報酬を月18万円から30万円に引き上げ、若い世代の政治参加を促す試みが行われていましたが、3月15日の議会で廃止されることが決まりました。

「若手議員のみ報酬アップ」という試みが制定されたのは、3年前の2015年3月でした。

地方創生戦略策定に向け、若い世代が地方政治に関心を持ち、携わり、知恵を出していただくため、若い方々の町議会議員選挙への立候補を促すため、子育て世代の収入の確保も必要と考え、50歳以下の議員に限り、議員報酬を月額30万円にするという特例条例案を全会一致で可決しました。(平成27年3月11日)
小値賀町議会HPより

小値賀町議会では議会の高齢化が進み、条例が制定される前の2011年4月の選挙では立候補者の平均年齢が62.2歳となっていました。

続く2015年4月の町議会議員選挙では、条例が可決されたこともあり、50歳以下の若手政治家の立候補が期待されましたが、最年少でも57歳、立候補者の平均年齢は64.2歳と、効果が見られていませんでした。

条例が制定された当初は、若い世代の政治参加を促す試みとして全国から注目を集めていましたが、「『金目当て』と見られることを嫌う若い世代の立候補を妨げかねない」との意見も見られるなど、期待された効果を得られず、廃止となりました。

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選挙ドットコム編集部

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