立憲民主党の幹事長・福山哲郎氏が代表を務める政党支部などが、2010年および2011年に手ぬぐい代として計26万3665円を京都市内の業者に支出していたことが政治資金収支報告書から明らかになりました。
公職選挙法で禁止されている選挙区内への有権者への寄付行為に当たるのではないかと問題視されていますが、これに対して福山事務所は「海外の要人からのお土産の返礼や、海外への訪問時のお土産として使用した」と説明しています。
福山哲郎氏は1962年1月19日、東京都生まれで現在56歳です。1981年に京都府立嵯峨野高等学校を、1986年に同志社大学法学部法律学科を卒業。1986年に大和證券株式会社に入社しました。1991年には財団法人松下政経塾の第11期生として入塾し、1992年には松下政経塾初の地域支部「京都政経塾」を設立、塾頭に就任。その後は東京政経塾塾頭、政策調査室長を歴任しました。また1995年に京都大学大学院法学研究科修士課程を修了しました。
1996年、福山氏は衆院選に旧民主党公認候補として京都1区より立候補しましたが落選。1998年に参院選に京都選挙区より立候補、トップ当選を果たしました。現在に至るまで4期連続で当選しています。
民主党入党時よりダイオキシン対策特措法成立に向け尽力し、ホームページにおいても環境問題への取り組みを公開。内閣において外務副大臣、内閣官房副長官を、また参議院において環境委員長、外交防衛委員長、東日本大震災復興特別委員長を、民主党において地方組織局長、調査局長、地球温暖化対策本部事務総長、政策調査会長などを歴任しました。
2017年10月5日、民主党時より20年以上に渡り在籍した民進党を離党し、枝野幸男氏が代表として結党した立憲民主党に合流、初代幹事長に就任しました。現在は立憲民主党幹事長、所属委員会外交防衛委員会/委員、京都府身体障害者団体連合会会長、京都造形芸術大学客員教授(政治学)、学校法人龍谷大学理事、学校法人瓜生山学園理事を務めています。
福山氏は自身のホームページにおいて基本政策として
1.共に暮らし、共に育つ、包摂社会をつくる
2.平和主義を貫き、専守防衛に徹しながら、国を守る
3.安定成長で豊かな中間層を再生
4.2030年代原発ゼロ・CO2 30%超削減へ
5.年金の再構築と地域の医療・介護の立て直し
6.京都府一円・地域経済の活性化
7.引き続き改革を断行します
8.歴史と環境のまち「京都」を世界に発信「日本に京都があってよかった!」
などをあげています。
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