
任期満了に伴うにかほ市長選が10月22日告示されました。立候補したのはいずれも無所属で新人の、自民・公明が推薦する渋谷正敏氏(69)、市川雄次氏(50)の2名です。投開票は10月29日に行われます。
前市長である横山忠長氏(69)が年齢や健康不安を理由に引退し、今回は新人2名による争いとなりました。市が抱えている人口減少問題への対策、経済対策などが争点と考えられます。
渋谷氏は立候補を決断した理由として「企業の経営に携わった約40年の経験を活かし、衰退する故郷に恩返しをしたい」と抱負を語っています。具体的には工業団地の整備、企業誘致、観光振興を通じた人口減対策を政策に掲げました。現在の市の現状を「人口減少に加え離職者や企業倒産が相次ぎ、経済が低迷している」と述べ、「14年の県議としての経験によって培った県や国とのパイプを活かし、1期4年間で必ず結果を出す」と訴えました。
渋谷氏は山形県立酒田東高等学校出身。自民党県副会長や機械金属会社役員を経て2003年に県議選に初当選。議長などを歴任し、現在は4期目の途中でした。
市川氏は出馬を表明した理由として、「世代交代を実現し閉塞感の打破を」と述べています。これまで旧象潟町議や市議などを務めた経験と実績を持ち、また若い年齢で新しいことにチャレンジできる、とアピールしています。政策として市の組織力向上、人口減少対策、津波等災害への重点的な対応などを掲げ、「真の改革を若い世代が担うかを選択する時。市民が自信と誇りを持って住み続ける地域を作ることが使命だと考えている」と抱負を述べました。
市川氏は防衛大学校卒業。社会福祉施設職員を経て旧象潟町議を2期務めた後、にかほ市議選で3期連続当選を果たしました。今回の選挙に伴い、7月末で市議を辞職しています。
現市長が引退し、元市議と元県議による争いとなりました。市民が求めるのはどちらの候補者の政策でしょうか。
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