
任期満了に伴う行方市長選が9月3日告示されました。立候補したのはいずれも無所属で現職の鈴木周也(すずき しゅうや)氏(45)、新人の山口律理(やまぐち りつり)氏(66)の2名です。投開票は9月10日に行われます。
今回は現職候補と元町議の一騎打ちとなりました。最大の争点は人口減少問題と考えられています。
再選を目指す鈴木氏はこれまで人口減少問題や少子高齢化対策に取り組んだ4年間を振り返り、「前回の選挙で、子育て環境を整え福祉を充実すると訴えたが、それを実証することができた」と評価しています。ただし自己採点は75点とし、「実現性の足りなさが減点の理由」としました。ただ、市民と行政のギャップは埋められたと自負しています。今回は子育て・教育環境、市民生活基盤、行政改革、安心して暮らせる社会、地域産業の5分野の充実を公約とし、出馬の際は「今後も子どもたちがにぎやかに、お年寄りが元気な安全・安心な街を作ろう」と支援者に呼びかけました。
鈴木氏は茨城県玉造町(現・行方市)出身生まれ、東京農業大学生物産業学部食品科学科卒業。県共済農業協同組合連合会職員や損保代理店経営を経て2011年の市議選に初当選を果たしました。2013年に市議の職を辞して市長選に当選しています。
山口氏は、先月の知事選で24年ぶりに新知事が誕生したことで立候補を決意した、と述べています。目指すのは「ダイナミックな市政で見違えるような市に変えること」。具体的な政策として、交通インフラの整備による人口減少ストップ、再生可能エネルギーの導入、CO2削減、水素自動車の普及を促進し温室効果ガスを削減する補助事業の創設などを掲げました。さらに観光都市宣言や教育先進都市宣言も視野に入れています。
山口氏は旧玉造町生まれ、早稲田大学法学部政治経済学科卒業、中央大大学院 修士課程修了。家業の製材業を継ぐために地元に戻り、霞ケ浦の汚染状況に落胆、その後環境保全運動に取り組み始めました。その後、町議であった母の跡を継ぎ、旧玉造町の町議を2期務めました。現在は不動産会社社長や木材製材業組合役員を務めています。
現在、行方市は少子高齢化に伴う人口減少問題を抱えています。若者の定着や町おこし、インフラ整備など、市民が期待の持てる政策はどちらの候補者の政策でしょうか。
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