【西都市長選挙】争点は市民が求める医療体制やまちづくり。現職 橋田和実氏 VS 新人押川修一郎氏

2017/01/28

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コラム

選挙ドットコム編集部

任期満了に伴う西都市長選が1月22日告示されました。立候補したのはいずれも無所属で現職の橋田和実氏(64)、新人で元県議の押川修一郎氏(61)の2名です。投開票は29日に行われます。

今回は3期12年の橋田市政に対する評価、人口減少対策、医療体制問題などが争点と考えられます。市内にある西都児湯医療センターは西都・児湯医療圏の中核的な医療施設であり、災害拠点病院としての機能も果たします。現在は老朽化が進み、救急医療体制の見直しが必要とされています。

4期目も引き続き「西都創生」への取り組みを。現職 橋田和実氏

4期目を目指す橋田氏は、「西都創生」をスローガンに救急医療の確立や温泉地ならではの観光地づくり、人口減少対策を中心とした公約を掲げています。重症患者を受け入れる二次救急医療を実現する新病院を建設し、医療費の補助は中学生の子供まで拡充するなど、医療政策に重点を置く考えです。

宮崎大学農学部で学んだ橋田氏。28歳で地元に戻り、県家畜登録協会(現・全国和牛登録協会県支部)に所属しました。県内の畜産農家では後継者が減っていることを知り、38歳で政治の世界へ。42歳から県議を2期、52歳から西都市長として地元の立て直しに力を入れてきました。2010年に口蹄疫が流行した時期には専門知識が大いに活かされています。3期目は学生の誘致に力を入れ「西都創生」に取り組み、4期目も引き続き「創生」を進めていきたい、としています。

農協での経験を活かした政策と一次救急医療の実現を。新人 押川修一郎氏

押川氏は農林業の発展を重視し、県や国との連携によって経済の発展や雇用の確保を狙いたい、と考えています。かつて全国農協青年部会長等を務めたキャリアを活かし、公約の一つとして後継者を育てるための研修を掲げています。また、市民の声を反映させるための組織作りや、24時間体制の1次救急医療を実現させたい意向です。

2003年から4期連続で県議員に当選、2014年は副議長を務めました。議員として信号機設置、国道219号のインフラ整備など、まちづくりに携わるうちに様々な人とのつながりができ、「様々な見方や知恵が集まる事で地域の魅力を膨らませることができる」と考えています。立候補の際は「市長に当選したら幅広い人脈を最大限に活用した市政を実現させたい」と意欲を述べました。

前回の投票率は68.73%。12年間の橋田市政が評価される今回は?

市長として3期12年の実績を持つ橋田氏。これまでの政策が支持されるか、市政刷新を訴える押川氏が支持されるかで票が別れるでしょう。また橋田氏は、2次救急医療を可能とする新病院を提案。それに対し、押川氏は24時間体制の1次救急医療を主張しています。西都市民にとって救急医療のあり方について考える機会となりそうです。

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選挙ドットコム編集部

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