
築地の豊洲移転問題では、小池百合子都知事が移転を凍結し、豊洲の有害物質問題の調査が行われていました。
その中で必要な「盛り土」が行われておらず、東京都の一部幹部職員が把握していながら都全体に情報が共有されていなかったという問題も発覚しました。
時の最高責任者は、あの石原慎太郎元都知事です。
この石原氏がマスコミに対して、次のように述べています。
「豊洲市場「盛り土」問題 石原元都知事、在任中に報告受けず BSフジの「PRIME NEWS」で」(FNN2016年9月14日)
「(盛り土が行われていないと聞いた?)聞いていません。これは、僕はだまされた。結局、していない仕事をしたことにして、予算出した。そのお金は、どこに行った。都の役人は、腐敗している」
石原氏が欺されたなどと言っているのを聞いて、多くの人たちは唖然としたのではないでしょうか。
無責任そのものでしょう。
欺された、報告を受けていない、などとよくもぬけぬけと言えるものです。
東京都民が選んだ知事 投票した有権者は今でも崇拝しているんだろうか?
普段から東京都の職員を怒鳴りつけていることで有名な石原氏は、結局は、裸の王様状態に陥っていただけで、自業自得です。
海外出張も大好き、登庁もしない、それにも関わらず強権的な態度では、都職員も遠ざかっていくのは当たり前です。
今さら被害者づらする石原氏に対して、全くもって鉄面皮にもほどがありますが、その姿勢が何ら批判にさらされないということこそ、異常な状況です。
都職員の粛正だと言っている小池都知事の姿勢は、早晩、石原元都知事のときと同じ状況に陥ることでしょう。
むしろ、石原元都知事の姿勢が招いたということを指摘できず、都職員に責任を押し付けるのでは、本末転倒です。
※本記事は「弁護士 猪野 亨のブログ」の9月14日の記事の転載となります。オリジナル記事をご覧になりたい方はこちらからご確認ください。
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