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衆議院議員 牧原秀樹 インタビュー

2016/7/12

選挙ドットコム編集部

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政治家の本当の姿を伝える、選挙ドットコム「政治家インタビュー企画」。
今回は自由民主党の衆議院議員、牧原秀樹さんにお話をうかがいました。
弁護士からキャリアをスタートして米国留学を経験、経済産業省で「通商法」の専門家として活躍。その後、貿易分野から日本の豊かさを支えたいと自民党の公募から政治家に転身した牧原議員。
現在、衆議院議員三期目。環境大臣政務官や自民党副幹事長などを歴任されています。

<参考>ホームページ:http://hmacky.net/profile.shtml

牧原秀樹

 

【政治家を志したきっかけは何ですか?】

私は弁護士を経て通商法の専門家として経産省に入ったのですが、初めて身近で政治家と触れてみたときに、自分がやっている通商法の分野に限ってはとても今の政治家には任せられない、このままでは日本が世界の競争に負けてしまうと感じました。そんなタイミングで自民党がちょうど公募を行うことを知り政治家を志すに至ったのですが、それが大きなきっかけの1つだと言えると思います。

「長い目」で政治家になったきっかけについて考えてみると、小さいときから歴史好きで「日本の歴史」を守っていきたいと考えていたことも関係しています。
私たちは悠久の歴史の中の一頁を飾っているだけにすぎませんが、この星を次の世代に引き継ぐ使命があると考えています。それをなんらかの形で果たしたいと思い弁護士になったものの、自分にはお金儲けは向いていないと思うようになったんです。

その後、通商法の分野の開拓者として、日本の貿易分野を支えて日本の豊かさに貢献したいという志を持ってアメリカに留学に行きました。
留学してみると、海外にいるからこそ見えてきた日本の姿に疑問を持つようになりました。留学中にジュネーブのWTOを訪れた時には日本のプレゼンスや日本代表団の能力の低さに危機感を覚えましたし、官邸に意見箱が出来た時には「今の日本はタイタニック号と同じ。自分たちでは豪華で豊かな生活と思ってるかもしれないけど、外から見るといつ沈没してもおかしくない船だ。」と投書したこともありました。

同時多発テロを身近に経験して政治の大切さを目の当たりにしたことも繋がっています。その後の留学生活中では発展途上国などの国を多く訪れましたが「正義とは何か」「国民を守るとはどういうことか」を考えながら過ごしました。

私は身内に誰も政治家がいなかったので政治や選挙は縁遠い存在でしたが、小さなことが積み重なって公募という道が突如開けて、出馬して当選できた、そんな流れですね。

 

【政治信条を“ひとこと”で表現していただけますか?】

牧原秀樹

初出馬の時からずっと「国のため、国民のため、子供たちの未来のため、私心を捨て公の心で」を政治信条にしています。そして最近は「笑顔と優しさ溢れる国を作る」をスローガンに加えて活動しています。

 

【特に力を入れている政策について教えていただけますか?】

経済面でグローバルな競争に勝ち抜くための政策です。
例えば15年前、私が留学していた頃の世界ブランド第1位はソニーで、ソニーがサムソンに負ける日が来るなんてことを考える日本人はほとんどいませんでした。しかし、現在の時価総額や競争力を見てみると、15年前に一部の人が「日本は今のままで大丈夫か?」と危惧していたことが当たってしまいましたよね。
実は日本は、非常に不便な地理に位置している上に、資源をほとんど持たないので輸入に頼らなければならない、競争的に不利な条件だらけのかわいそうな国なんです。
だからこそ、貿易・通商におけるグローバル戦略が日本にとって非常に重要なのですが、一方でそれは日本人が最も苦手な分野でもある。私はこのための政策に力を入れていきたいと思っています。
もう1つ、環境大臣政務官をやっていたこともあって、この星を美しいまま未来に残していくための活動にも力を注いでいます。

これはもはや日本だけの問題ではありません。世界では今までなかったような病気や異常気象が発生し続けていて、このまま我々が責任を果たさなければ、未来の人たちが住むことができない星になってしまいます。そうならないように考えるため、パリで行われたCOP21(気候変動枠組条約第21回締約国会議)に自費で参加をしたり、自然保護や国立公園の保護や動物の命の大切さを訴えるための運動や殺処分ゼロの「牧原プラン」など、生きとし生けるもの全ての命を守るための政策に力を入れています。これらのことは、最終的には地球を守ることに繋がりますから。

牧原秀樹

 

【あなたにとって選挙とは何ですか?】

選挙とは、日本が民主主義国家である限り、民主主義制度の命の源であり、同時に全ての政治家にとっての命の源となる、極めて重要なものだと思います。
一方で最近では投票率も低くなっていて、選挙がゲーム化していることに危機感を覚えています。
本来、主権は全国民なのだから国民それぞれが国の将来を考えて進めていくべきなんです。しかし、それができないから自分たちの代表を選挙で選ぶわけで、それだけの真剣さを国民も政治家も両方が持たなければいけません。

ところが、最近の風潮なのでしょうか、有権者を単なる票とみなしてそれをどうかき集めるかという底の浅い、テクニカルなことばかりが注目されてしまっている。
でも残念なことにそれが効果的であるという側面もあるため、このままでは日本の民主主義と政治が衰退して、国民の政治不信が高まり、国会が決めたことにも国民が「俺たち関係ない!」と言い出しかねない、国の崩壊に繋がるような悪い方向に流れているような危機を感じています。

 

-ネット選挙とは-

安価で自分の政策を広く訴える事ができるツールとして素晴らしいものだと思います。1期目の時はブログだけを活用してたのですが、落選中にFacebook等のツールの利用も始めたところ、駅立ちをしてる時に「Facebook見てるよ〜!」なんて声をかけていただけるようになりました。
私は広報誌などによる国政報告を強化しているんですが、200万円位のコストがかかってしまうんです。でもネットを使うと比較にならないくらい安価で多くの人に情報を伝える事が出来ます。
可能であれば、有権者の皆さんがインターネットで情報を得られるようになれば、私が普段から地道に積み上げて活動していることが伝わるのでいいなと思いますね。
私は政治家として、ストイックに真面目に活動をすることを理想としているので、そういうことを有権者の方に伝えたいんです。その手段としてネットは非常に有効だと思っています。

 

インタビューの掲載について

選挙ドットコムでは現職国会議員の皆様のインタビューを無料掲載しております。
掲載をご希望の議員の方は下記までご連絡をお願い致します。

03-5212-4377 担当:苅部 karibe@jcos.net / 工藤 kudo@jcos.net

 

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2023年に年間1億PVを突破した国内最大級の政治・選挙ポータルサイト「選挙ドットコム」を運営しています。元地方議員、元選挙プランナー、大手メディアのニュースサイト制作・編集、地方選挙に関する専門紙記者など様々な経験を持つ『選挙好き』な変わった人々が、『選挙をもっとオモシロク』を合言葉に、選挙や政治家に関連するニュース、コラム、インタビューなど、様々なコンテンツを発信していきます。

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