選挙区ドットコムでは、昨日行われた参院選の投票率の集計を行いました。
■トップ3
1位:長野県(62.86%)
2位:山形県(62.22%)
3位:秋田県(60.87%)
■ワースト3
1位:徳島県・高知県(46.26%)
2位:広島県(49.58%)
3位:宮崎県(49.58%)
長野県の投票率は62.86% 。今回の参議院選挙では前回よりも5%も投票率がUPし、長野県が全国No.1でした。
長野県は、野党共闘が進み、統一候補で元アナウンサーの杉尾秀哉候補 VS 自民党の若林けんた氏の一騎打ちでした。ギリギリまでどちらか勝利を収めるかが分からない選挙区で、激戦となっていたことも投票率向上の一因でしょう。市民連合を中心とした野党陣営が票を掘り起こしをはかったことや、対する自民党も安倍首相が二度も現地入りし、票を固めていたことが投票率UPにつながったようです。
青森県は、前回の選挙では投票率が46.25%で、全国最下位でした。そこで、全国最下位の汚名を返上すべく、さまざまな取り組みが行われてきました。
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前回46.25%、そして今回は55.31%。投票率の上がり幅が9.1%となり、日本で最大の上がり幅でした!
今回の選挙で最も投票率が低かったのは、46.26%となった徳島県と高知県でした。
前回2013年では49.59%でしたが、今回は3.3%も下がりました。下がり幅で見ても、全国最下位でした。
この2つの県は、これまでは自分たちの県でそれぞれ1名ずつ参議院議員を選出できていたのですが、今回の選挙からは2つの県で1人しか選ぶことができなくなりました。
徳島県と高知県が1つの選挙区となった結果、候補者は選挙区を回りきれないようになってしまい、「自分の住んでいる街には候補者が誰も来てくれなかった」という状況も起きていました。参議院選挙が「他人事」になってしまったのかもしれません、日本で投票率が最下位になってしまいました。
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