音が聞こえる範囲なら合法?団地でポスティング
ターゲットはこんな感じの大型団地です
毎度街宣で町をお騒がせしていることが、本当に心苦しくも感じる、この私です。
しかし、なぜあんな大音量で響かせるのか?実は公選法的な意味があります。それは選挙のビラまきは、街宣の音が聞こえる範囲でのみ可能だからです。街ゆく人に手渡しの他、実はお家のポストに投函してもよいのです。
ただ、住宅街だと投函が時間的に厳しいのですが、一つのビルにたくさんの人が住んでいる集合住宅は、効率的にビラが配れます(それでも人手は要りますが)。そのため団地は格好の演説スポットなのです。
団地に限らずですが、日焼けや熱中症対策も忘れずに。
哀しきポスティング
「でも、一部屋ずつ入れるのって大変でしょ?」一軒家住まいの方などはそう思うかもしれません。
しかし、団地には棟ごとに「集合ポスト」というものが用意されており、そこに入れていけばいいのです。
これが集合ポスト、近くにゴミ箱があると心がへこみます・・・
そうはいっても、街中でも興味をなかなか持たれないビラ、それをポスティングしたところで。運よく顔は覚えてもらえても、興味を持っていただける可能性はやはり低いです。
団地によっては集合ポストの近くにゴミ箱があり、住民の方が他のビラ(お店の広告など)と一緒に捨てられる様を目撃したり、住民の方に「そんなものを入れないでね」と言われることもしばしば。
申し訳なさで心が折れそうにもなりますが。これも戦いの術なのです・・・。
身分を活かして、こんなところで?
さて、団地の自治会では、リベラル派政党の関係者が役員にいることが、往々にしてあるようです。
そんな立場を利用すれば、普通ではできないような活動ができちゃったりします。
某団地には役人に社民党区議がおり、棟に囲まれる形で立体駐車場があり、その屋上階に車を止めて、そこから演説を行いました。
リベラル派の特権か?立体駐車場の屋上にて
そもそも選挙演説は原則路上でしか行えないのですが、団地だと自治会が認めればこのような奇策も可能なようです。
いよいよ最終日!
さて、この投稿を行ったこの日は、いよいよ選挙戦最終日です。
各地で各党が力のこもった「最後のお願い」をします。
いつもより余計にウルサイかもしれませんが、街宣車の声にぜひ耳をお貸しください。
票を獲得するため、訴えはさらに過熱します!7月7日練馬にて
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