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衆議院議員 辻清人氏 インタビュー

2016/5/10

選挙ドットコム編集部

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政治家の本当の姿を伝える、選挙ドットコム「政治家インタビュー企画」。
今回は、自由民主党の衆議院議員、辻清人氏にお話をうかがいました。

辻氏は、民間企業での勤務、米コロンビア大学大学院への留学を経て、米戦略国際問題研究所で小泉進次郎氏(現衆議院議員)と共に研究員を務めました。2012年の衆議院議員選挙で自由民主党から出馬し初当選、現在2期目を務めています。

<参考>ホームページ:http://k-tsuji.jp/

辻清人

【政治家を志したきっかけは何ですか?】

私は4歳から14年間カナダのバンクーバーに住んでいました。日本でいうところの小学校6年生の時の悔しかったある出来事がきっかけで、政治家を目指し、今に至ります。
ある出来事とは、小学校6年生の時のディスカッションの授業です。第二次世界大戦のときに、アメリカが日本へ原爆を落としたのは正しかったのか、正しくなかったのかというテーマでした。私は日本人ですから、原爆を落としたのは正しくないという主張をしたのですが、私以外の生徒は全員が「正しい」と言っていて。まだ知識も足りなかったですし、うまく説明をすることができなかったんです。それが非常に悔しかったんですよ。そして、先生にどうやったらうまく説明ができるのかを聞いたら、「過去は変えられないけれど、未来は変えられる。政治家になりなさい」と言われたんです。政治家って堂々としているイメージがあって、人前で話すことが苦手だった私とは対照的な憧れの存在だったんです。ディスカッションの悔しさと憧れから、その時に「私は政治家になる」って宣言してしまったんですよね。
日本の政治家になるならば日本に戻ろうと、京都大学に進学しました。海外にいるとどうしても「自分が日本人である」という意識を持つことが多いんです。大好きな日本という国を認められたい一心で、たくさん勉強しました。そして勉強すればするほど日本の政治家になりたいという思いが強まるばかりした。

【政治信条を“ひとこと”で表現していただけますか?】

「世代交代」
私は30歳代。これから何十年と日本を支えていく世代の声を代弁し、良い方向に成長させたいです。

辻清人

【特に力を入れている政策について教えていただけますか?】

経済政策で、柱として大きく2つあります。

1つは、中小企業のサポートです。
現在日本の経済力は相対的に落ちてきています。経済力を上げて海外と競争するには、大企業中心ではなく、中小企業に対して国が力を入れていかなくてはならないと思っています。 日本の企業の9割以上は中小企業ですが、私の地元である下町の中小企業や商店街を見ていると、後継者がいなかったり、皆さん苦労されているんですね。
そこでTPPに参加して、国も海外への販路拡大経路を設計すべきと考えています。日本国内の人口が減っていますから、中小企業が海外へ技術やモノを売りだしていけるように、国がサポートすることが大切だと思っています。

もう1つは、日系人コミュニティとの連携です。
日本の中小企業が海外展開をするにあたって、日系コミュニティのサポートがあると非常に良いと考えています。現在は日本の企業が海外進出したり、シリコンバレーで起業したりということがまだまだ少ない状態です。そこに日本の応援団がいれば非常に心強いですよね。日系人は日本という国が大好きな人が多いんです。私の父が日系カナダ人ということもあるので、我々と同じルーツを持つ日系人社会との接点を持ち、日本人と日系人の架け橋になりたいですね。
そして海外にやってきた日本人の子供に日本の教育を受けさせる日系人学校も整備していきたいです。例えばサンフランシスコには全米最大級の日系人学校がありますが、収容人数がオーバーしてしまっていて、完全に需要が供給を上回っている状況です。現在の法律ですと若い先生を日系人学校に送りづらいのですが、そこも柔軟に変えていきたいです。
私は日本の義務教育を受けられず、日本語も全て独学でした。海外にいる日本の子供たちに自分たちと同じ思いをさせたくないという気持ちもあるんですよね。海外の教育、日本の教育どちらが良いかに正解はありませんが、今は日本の教育を受けさせたい方への受け皿が不足しているんです。その受け皿だけは整備していかないといけませんね。

辻清人

【あなたにとって選挙とは何ですか?】

私にとって選挙とは、最も緊張感がある人間関係を再確認する場所です。私はそれを幸せだと思っています。
人生において、早い人だと幼稚園から受験があります。大学や大学院へ進学するときの受験もあります。そのあとは就職活動で面接があります。そのあたりで自分が試される期間は終わってしまうような気がしますが、私は毎日一分一秒が面接であると考えています。どの職業もそうでしょうが、ただ、政治家ほどそれが分かりやすい職業はありません。
政治家は選挙のたびに、目に見える形で面接の結果が出ます。当選か落選かがハッキリと突きつけられ、明確に数字が出るとても分かりやすい機会です。
数年に一度、私の人生を懸けて、自分の好きな国の国民に名前を書いてもらう。とても怖いですし緊張もしますが、その緊張感があるからこそ、日頃の活動に芯が入るんです。

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選挙ドットコム編集部

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2023年に年間1億PVを突破した国内最大級の政治・選挙ポータルサイト「選挙ドットコム」を運営しています。元地方議員、元選挙プランナー、大手メディアのニュースサイト制作・編集、地方選挙に関する専門紙記者など様々な経験を持つ『選挙好き』な変わった人々が、『選挙をもっとオモシロク』を合言葉に、選挙や政治家に関連するニュース、コラム、インタビューなど、様々なコンテンツを発信していきます。

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