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【京都3区】育休・不倫議員辞職。民進党が裏ワザを使い議席数増を狙う

2016/4/17

選挙ドットコム編集部

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京都府3区の補選は、育休・不倫議員こと、宮崎謙介氏が2月16日に衆議院議員を辞職したことに伴う選挙です。
政治家の不倫問題やプライベートに関するスキャンダルが取り上げられることは度々ありますが、実は宮崎謙介氏のように、議員辞職をした政治家は憲政史上初めてのことでした。

京都府3区は京都市伏見区、向日市、長岡京市、大山崎町を含み、有権者は約35万名です。

 

戦えば戦うほど負ける自民党は不戦敗を選択

自民党は、京都府3区の補欠選挙には、候補者を立てていません

宮崎謙介氏が辞職したため、自民党としては「マイナス1議席」となっているのですが、それでも今回は公認候補の擁立を見送っています。自民党議員の不祥事で選挙区に住んでいる有権者の方々に迷惑をかけた、という思いや、ここで候補者を擁立すると、「自民党は反省する間もなく、次の候補を立てるのか」と批判されかねない、との判断のようです。そのため、自民党関係者に対しては、「自主投票」という形にしており、「誰に入れても構わない」という指示を出しています。

 

負けても損がない。裏ワザを使う民進党

対する民進党は、泉健太氏(41)を公認候補として擁立しています。

泉健太氏は、衆議院議員を5期も務めている中堅議員ですが、前回・前々回は惜しくも宮崎謙介氏に負けています。前々回は200票差、そして前回は5,000票差と、苦汁をなめてきました。泉健太氏は、旧民主党が最も支持率が低い状況でも、これだけ自民党相手に良い勝負となっていたので、「選挙に強い議員」とも言えるでしょう。

そんな泉健太氏は、今回はライバルとなる自民党候補者が不在のため、圧勝しそうだと言われています。また、泉健太氏は、「衆議院議員を辞職して、衆議院議員の補欠選挙に立候補」しています。これは、【負けても損がない】不倫議員の宮崎氏辞任にともなう京都3区補選で民主党が使う”裏ワザ”でも紹介した通り、「比例」から「小選挙区」へと、移動し、民進党の議席を増やすという裏ワザです。

 

京都で「大阪」は勝てるのか

民進党以外では、おおさか維新の会が森夏枝氏(34)を擁立しています。同じ近畿地方とは言っても、京都府で「おおさか」を名乗るのでは、厳しい戦いになるでしょう。

その他には、日本のこころを大切にする党が小野由紀子氏(37)を擁立させていますが、こちらも5期の衆議院議員を務め、選挙にも強い泉健太氏の前では、厳しい戦いとなっているようです。

 

北海道に比べると、無風の選挙

自公vs野党となっている北海道5区の補欠選挙と比べると、京都府3区は民進党の泉健太氏の勝利が予想されており、ライバルとなる自民党も不在のため、無風状態となりつつあります。おおさか維新の会がどこまで票を伸ばすかは見どころではありますが、24日の投開票まで、大きな動きもないかもしれません。

 

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