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選挙で忘れてはならない、名簿と組織的投票についての解説

2016/4/1

はる

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組織的集票について少し解説します。私たちは何かをするとき、必ずしも一人一人がばらばらに取り組むとは限りません。
選挙もまた同じで、労働組合、宗教団体、利益団体などがまとまって票を動かすことがあります。こういった組織票は選挙の場において軽視できません。

それは組織票が安定した基盤をもたらす上、選挙のたびに新たな層を蓄積することが試みられるからです。

組織は「支持者」や「不支持者」の名簿を持ち、電話連絡などによって確実に票をまとめます。また勧誘によって獲得した票も、その電話番号を支持者名簿に追加することで次回の基礎にしていきます。

野党を応援する市民が街頭で盛り上がっているなかで、自公はこういった組織戦を地道に展開しています。また、もちろん野党側にも労働組合を中心としたゆるい組織票があり、それをもとにした集票がされます。

街頭アピールが盛り上がる陣営が勝つわけでないのはこのためで、それどころか、街頭アピールは集票とほとんど関係しないというような場合さえあります。何十回も街頭でやった地区と数回しかやっていない地区の得票率が同じだということも聞く話です。

街頭アピールの弱点は名簿を作れないことが大きく、そのため、ひとつの選挙で獲得した支持層を次への基盤とすることができません。

つまり街頭は世論を喚起する手段の一つにはなっても、それによって獲得される支持層は自公の名簿による組織戦によって切り崩されてしまうのです。

 

※本記事は「はるのしっぽ選挙分析ノート」の3月31日の記事の転載となります。オリジナル記事をご覧になりたい方はこちらからご確認ください。

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世論調査や過去の選挙結果をもとに、社会の動向について考えています。情勢を変えていく鍵になりそうなことなど、海外も含めた各方面の動きに注目しています。連絡はTwitterのDMかブログのメールフォームでお願いします。

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