独身男性市長に「早く結婚を」 社民女性市議を戒告 秋田・大館市議会
http://news.goo.ne.jp/topstories/politics/951/85208fb0134ec468aa5ef50736c1b5b6.html
元社民党秋田県連副代表の相馬ヱミ子大館市議(67)は、独身の市長(48)に対し「未婚の市長とは議論できない。結婚を」と発言したことで戒告処分を受けました。
問題発言があったのは、29日に行われた大館市議会。相馬氏が独身の福原淳嗣市長に対し、保育不足に関する質問の際に飛び出しました。
「まだ結婚もしていなし、子供もいない。これでは同じ土俵で議論できない」
「市長にはぜひ、この任期4年間の間に結婚してもらいたい」
相馬氏は、このように発言をしたことについて、「以前の市議会で市長から『お母さん』と呼ばれたこともあり、親心で子育ての重要性を訴えた。結婚は私的なことで、誤解を招く表現だったが、悪意はなく、戒告は納得いかない」と話しています。
セクハラ発言問題は、これまでにもマスコミに大きく取り上げられており、2014年6月、自民党鈴木章浩都議が塩村文夏都議に「早く結婚した方がいいんじゃないか」とヤジを飛ばした問題もそのひとつです。
このとき塩村都議は「自分が悩んでいる当事者として言葉にならなかった」と涙し、鈴木都議は自らのセクハラ発言を認め、会派「東京都議会自由民主党」を離脱(党籍はそのまま)後、2015年7月自民党に復帰しています。
このように過去に大騒ぎとなっているにもかかわらず、同じような発言が公の場で繰り返される事態は、問題視されて当然でしょう。しかし、今回は塩村氏のときとは違い、「市長に対する同情や相馬氏に対する批判の声に温度差があるのでは?男女逆の立場で起こったことで、年齢も異なるから?」との声も。今後、マスコミや世間がどのように取り上げ反応するのか、気になるところです。
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