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いまさら聞けない参院選の仕組み|選挙区と比例区

2019/7/7

選挙ドットコム編集部

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7月4日に公示された第25回参議院議員通常選挙(以下、今回の参院選)。7月21日の投開票日まで17日間の選挙戦が行われます。ところでみなさん、参院選の仕組みをご存知でしょうか?知っていたという方も「実はよく知らない…」という方も、ここでいまさら聞けない参院選の仕組みについておさらいしておきましょう!

投票は2種類、地元と全国

参院選の選挙方式には2種類あり、「選挙区選挙」と「比例代表選挙」に分かれます。衆院選でも小選挙区と比例代表の2種類の選挙がありますが、内容は異なります。衆院選の小選挙区は全国289区に細分化されていますが、参院選挙区はおおむね都道府県ごとの45選挙区からなっています。また衆院比例区は全国11ブロックに分かれていますが、参院比例区は全国区のみです。今回当選する人数は選挙区選挙で74人、比例代表選挙で50人なので、今回の参院選では124人の議員が誕生します。

候補者名も書ける比例票

衆院選の比例では「政党名」への投票しかできません。また政党の得票総数に比例して配分された議席数と、政党があらかじめ決めた候補者の当選位順(名簿順)によって当選者が決定する「拘束名簿式」が採用されています。一方、参院選の比例では「政党名」でも「候補者名」でも投票できます。また候補者名への個人票も政党の得票数としてカウントされ、得票総数に比例した数の議席がドント方式で政党に配分されます。衆院選と違って当選順位は個人名での得票数で決まる「非拘束名簿式」が採用されています。今回からこれに加え、「特定枠」が参院選の比例で用いられますが、特定枠についてはこちらの記事「特定枠導入と比例定数4増・埼玉選挙区定数2増について詳しく解説|今回の参院選から適用される、改正公職選挙法のポイント」で詳しく解説しているのでご参照ください。

※ドント方式とは、各政党の得票数を1、2、3…の整数で割り、その答え=商の大きい順に定数まで議席を配分する方式です。

また「投票用紙」ですが、参院選の投票用紙は2枚あります。1枚は選挙区の候補者を書く用紙。もう1枚は政党、その他の政治団体の名称又は略称を書くか、比例代表の候補者を記す用紙です。いずれの投票用紙にも欄内に関係のないこと(例えばハートマークやビックリマークなど)を記した場合、無効票となります。

タレント候補も立候補する全国比例

全国から票を集められる候補者といえば、芸能人やスポーツ選手などの有名人が「タレント候補者」として毎回話題になります。2010年に当選した柔道元金メダリストの谷亮子さん、2016年の参議院選挙で再選され、先日「恥を知りなさい」演説で注目された元女優の三原じゅん子さんや、同選挙で議席を得た「SPEED」の今井絵理子さんらが話題になりました。今回も、元F1レーサーの山本左近さんや元「モーニング娘。」の市井沙耶香さん、元格闘家の須藤元気さんらが出馬しています。

ですが過去には多くの「タレント候補者」が落選していることから、有権者の目は決して甘くはないことが分かります。参院選。タレント候補の話題だけではなく、制度のあり方も今回、問われています。

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