2026/1/25
香春町の採銅所地区で生まれ、今、静かな注目を集めている
「サイdo男(サイドメン)カードゲーム」

サイdo男カード
https://youtu.be/QPIAvgNMf4A?si=29UcdPDJQDiPfccb
❝地域で活躍する男性たち❞いわば❝地域を支える名もなき主役❞をカード化し、遊びながら人となりを知ることができる、実にユニークな取り組みです。

サイdo男カード
カードを囲めば、自然と笑顔が生まれ、会話が始まる。
「この人、知っとう?」「実はこんなことをしよるらしいよ」
そんな何気ないやりとりの中で、人と人との距離が少しずつ縮まっていきます。
この取り組みが、イギリスのガーディアン紙から取材を受けたと伺い、正直驚きました。しかし同時に、強くうなずかされました。人と人とのつながりを、どう再び取り戻すか―これは日本だけでなく、世界共通の課題だからです。

受賞祝賀会にて
そして今年、令和7年度「過疎地域持続的発展優良事例」として、総務大臣賞というさらに大きな評価を受けました。
人口減少や担い手不足といった厳しい現実に直面する中で、地域の人材を“見える化”し、楽しみながらつながりを育てる。
その創意工夫と継続性が、国としても高く評価されたことは、地域の皆さんにとって大きな励みであり、他の地域にとっても大きな示唆を与えるものだと感じました。
デジタル化が進み、便利になる一方で、地域の中で顔を合わせ、言葉を交わす機会は確実に減っています。
そんな時代だからこそ、「遊び」という柔らかな入り口から、人を知り、地域を知る工夫が、これほどまでに温かく、力強く感じられるのだと思います。

コミュニティセンター採do所(旧採銅所小学校)
会場となったのは、かつて小学校として使われていた建物でした。
地元の木材をふんだんに使い、「温かみのある学校にしたい」という当時の町長の強い思いのもと整備された学校です。

校内①
残念ながら人口減少の影響で廃校となりましたが、現在はコミュニティセンターとして生まれ変わり、地域の憩いの場として活用されています。
校舎に一歩足を踏み入れると、木の香りとぬくもりが今も随所に感じられ、「人が集い、地域で子どもたちを育てる場でありたい」という思いが、時を超えて息づいているようでした。

校内②
ハードとしての建物は形を変えても、そこに込められた理念は受け継がれている。そして今、「サイdo男カードゲーム」という新たな知恵が、その場所に再び人を呼び、世代をつなげています。
地方の課題は、決して暗い話題ばかりではありません。
現場には、知恵があり、工夫があり、何より人の力があります。
それをどう支え、どう次の世代につないでいくか――政治の役割は、そこにあると改めて感じました。
地域の声に学び、地域の挑戦を後押しする。
その責任を胸に、これからも一つ一つの現場に向き合ってまいります。
≪コミュニティセンター採do所≫
・住所 〒822-1401 福岡県田川郡香春町採銅所6095
・電話番号 0947-32-2777
・ホームページ https://www.saidosho.com/
・Googlemap https://maps.app.goo.gl/CQTcFqvnpEDa8cp39
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