2023/11/12
昨日は、富山空港コンセッションセミナーに参加してきました。
講師はコンセッションの先進事例となっている南紀白浜エアポートの岡田信一郎代表取締役社長です。

富山空港への民間活力導入は新田知事の公約ともなっており令和3年度に民間活力導入の可能性調査、令和4年度、5年度と事業スキームなどについて検討を進めている段階です。
民間活力導入や民営化というからには、公では赤字なものを民間ノウハウで黒字化するということが使命なのかという思いがありました。
しかし、岡田氏によれば、公の施設を黒字にするなど無理ということを認識するべきとの話は目から鱗という感じがしました。
そうですよね。民間でやっては黒字にならないから公共が担っているといえます。
ではなんのために、民営化するのか。
それは、単にその施設の運営のみに着目せず、赤字を許容(税金を投入)できるだけの便益を出すことを最大化するために民間ノウハウを使うということと理解しました。
公共の便益とは、例えば地域が活性化することです。南紀白浜空港の事例では、例えば、移住者が増え、人口は社会増に転じ、また町の平均所得も向上したということ。それは、やがて税収の増加という形で返ってくるので、短期では赤字でも、自治体全体としては、将来的に黒字につながる赤字です(単に垂れ流している赤字とちがう前向きなもの)。
これは空港に限らず、活用できるものですから、様々な公共施設をマネジメントしていく上で応用できる、重要な視点ですね。
大変参考になりました。
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