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永森 直人 ブログ

【富山県新型コロナ感染状況】そろそろ感染者数に一喜一憂するのをやめませんか?

2022/7/13

【急増する新型コロナ感染者にどう向き合うべきか】

新型コロナウイルス感染者数の増加傾向が富山県においても顕著となってきました。

そもそも感染者数は、第6波をひきずった形で高止まり傾向が続いていましたので、さらに感染拡大となれば、他県の状況をみても、第6波をさらに大きく上回る感染拡大に至る可能性は高いと考えられます。

昨日は、全国知事会議が開催され、オミクロン株の特性を踏まえて、まん延防止等重点措置における具体的な対策において、「飲食への時短要請」を必須とせず、クラスターの発生が多い、学校や保育施設、高齢者施設の対策を求める提言がなされたようです。

報道によれば、政府は、飲食店中心の行動制限の効果を検証した上で、新たな対策を打ち出すとしているとのこと。また政府は、現時点で行動制限の実施に否定的との報道も見られます。

今更、検証を始めるのですか?

第7波がいずれやって来ることは、わかりきっていたことです。感染者数が収まっているうちになぜこうした議論ができなかったのか?感染症分類の話など含めもう少し突っ込んだ議論ができなかったのか?未だにこんなことを言っているのかと呆れるような思いであり苦言を呈しておきたいと思います。

さて、政府も地方自治体も、最近では口を揃えて、「飲食の場での感染拡大は限定的である」と言います。本当にそうでしょうか?

マスク着用に効果があるという前提に立てば、どんなに暑くてもマスクをしている学校現場に比べて、長時間、マスクを外し、大きな声で話す「飲み会の場」の感染リスクが低いはずがありません。今更、飲食は感染の場になっていないなどという議論は、空虚であり、極めて場当たり的に感じます。

といっても、私は、飲食の場の制限をせよという立場ではありません。

むしろ感染者数が多い少ないと騒ぐことをやめるべきであると言いたいと思います。

いくら行政が行動制限を課さずとも、今後、感染者数が例えば、富山県で1,000人とかになれば、黙っていても、県民は勝手に行動の自粛を始めます。結果、飲食を中心とする事業者が苦境に喘ぎ、各種イベントは中止となる。第6波の繰り返しです。

感染者数を数え、大事件かのごとく大げさに報道する。これを止めない限り、同じことの繰り返しです。

オミクロン株となり、新型コロナウイルスは、恐ろしい未知の感染症から、普通の病気になりつつあるのです。すでに多くの県民が恐れているのは、コロナにかかることそのものではなく、「あいつはコロナになった」とレッテルを貼られること、コロナになり仕事や学校に行けなくなること、周囲に迷惑をかけること等ではないかと思います。

世界においては、引き続き、コロナの感染拡大は続いていますが、弱毒化しているコロナウイルスに対し、日本ほど過敏に反応している国は少数派のようです。

あくまで報道ベースなのですが、アメリカではコロナについて「誰も気にしていない」状況ということです。(ちなみにアメリカの感染者数はほぼ日本と同水準であり、3回目ワクチン接種割合は遥かに低いです)

https://news.yahoo.co.jp/articles/24f71ec85ee1baec7c9217cbadcd1787e5e5dcae

【感染者数を数えるのをやめ、重症者数の減少に特化を】

少なくとも、感染者数をベースとした考え方から、重症者数を抑制する考え方にシフトするべきでしょう。

長いコロナとの戦いで積み重ねてきたデータは、はっきりと示しています。60歳以下で基礎疾患のない方は、重症化することは、ほぼありません。ワクチンを打てば、そのリスクはさらに下がります。

【ワクチンは感染拡大防止の武器でなくなっている】

「若者のワクチン接種率が低いから、感染拡大が止まらない」などといった論調が、全国知事会の文書においてさえ見られますが、ワクチン接種による感染予防効果の持続期間は極めて短いと考えられています。3回接種しても新型コロナにはかかるのです。(極論を言えば、3ヶ月に一度、ワクチンを打ち続ければ、一定の感染拡大予防効果はあるかもしれませんが、コスト的に許容できるわけもなく、また、そもそも4回目接種による感染予防効果のエビデンスはありません。)

ですから、ワクチン接種により感染拡大を抑えようという戦略は完全に破綻しています。ワクチンは、すでに感染拡大を抑える武器ではなく、重症化を予防する武器としてしか使えないと考えられます。

ワクチンは有限であり、ワクチンの打ち手の医療従事者も有限です。

「重症化する可能性が低く、感染予防効果も限定的である若者に3回目接種を推進」するのと、「重症化予防効果が切れてくる、高齢者等の4回目接種の推進」どちらを急ぐべきなのか、答えは明らかです。これが、重症者を抑える意味では、最も効率の高い方法であると思います。

感染者数にこだわるのか、重症化予防に特化するのか、対策の転換をすれば、第7波への対応も大きく変わることでしょう。

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著者

永森 直人

永森 直人

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肩書 富山県議会議員(3期)、自由民主党富山県連組織委員長、射水市消防団南部方面団長、小杉まちづくり協議会会長
党派・会派 自由民主党
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