2022/6/5
さる6月3日、6月定例県議会が開会し、新田知事から6月補正予算54億8390万円などの議案が提案されました。
6月補正予算には、長引く新型コロナによる経済の停滞への刺激策、原油価格などはじめとする物価高へのきめ細かな対策が中心となっています。
消費喚起策として、富山版Go To Eatといえる「とやまプレミアム食事券事業」に13億円、また商工団体などがプレミアム商品券などの消費喚起キャンペーンを行う場合に支援する「富山県地域内消費喚起プロジェクト支援補助金」に5億円が計上されています。こうした予算が、可決成立すれば、夏以降くらいに、さまざまな消費喚起プロジェクトが動き出していくのではないかと思います。
このほか、国のGo To トラベル事業の開始を見据えながら、県独自の宿泊割引キャンペーンの切れ目のない需要喚起策(8.5億円)にも取り組むこととしており、いよいよ、新型コロナからの本格的な出口への向かい始める予算といえます。
他方で、急激な物価高は、県民の暮らしに大きな打撃を与えているほか、中小企業や農林水産事業者などにも深刻な影響がでています。
ある農業者からは、資材が高騰し生産コストが上がっているが、価格は横ばい又は低下している作物もあるとの話もあり、適正に価格転嫁できていない産業があることも見逃せません。
そういう意味では、今回の6月補正では、まだまだ不十分であることも想定されます。引き続き、県民や事業者の声を聞き、議会として県当局にしっかり届けていくことが重要といえます。
私は。6月13日に一般質問のラストバッターとして登壇予定であり、そろそろ質問項目を絞っていく時期にきています。
新型コロナ関連、そして成長戦略やウェルビーイングの向上といったテーマが中心になるかなと思っています。
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ホーム>政党・政治家>永森 直人 (ナガモリ ナオト)>富山県議会6月定例会。県版Go To Eat「とやまプレミアム食事券事業」13億円など審議します。