2022/4/13
ここ最近、富山県の感染状況は収まりつつありますが、全国的には早くリバウンドの動きもあり、富山県においても、これから数週間のうちに、そんな動きが出てくるのかもしれませんね。
さて、昨日の朝刊に、富山県の年齢別の3回目のワクチン接種状況について掲載されていました。

65歳以上では、どの年齢層も80%を超えている一方で、40代以下では5割を切っており、20代、30代では2割程度の低水準となっています。
このことをどのように考えれば良いのでしょうか?
【オミクロン株による感染者の状況】
ここで、年齢別の感染者や重症者の状況をみてみます。

オミクロン株による感染拡大の中、3月29日までに24人の重症者が発生しましたが、30代以下はいません。また40代など壮年層の重症者についても基礎疾患等を有する方に限定されているようです。
以下の記事は、私が、3月23日の厚生環境委員会で質問した内容ですが、10歳未満の感染者について、入院したのは1%、そして、この1%も、保護者と同時に感染して入院するケースや経過観察のための入院にとどまっているという県側の説明がありました。
この傾向は、10歳未満というより、若い世代全般に言える傾向であると思います。

つまり、オミクロン株となり、高齢者を除けば肥満、基礎疾患があるなどの状況がない限り、重症化するリスクは極めて低いということが言えるわけです。
【ワクチンの効果は?】
上の表に戻っていただければ、重症者・死亡者とワクチン接種の関係が記されています。
3回接種した方で重症者はいませんでした。ですので、ワクチンの重症化予防効果は確実に出ていると言えますが、逆に2回接種をしていても重症者が出ていることから考えると、ワクチンによる重症化予防効果は一定期間で切れてくることもわかります。
残念ながら、3回接種しても死亡した方はいらっしゃいますが、データだけをみれば、コロナが重症化して死亡したわけではないと推察されます。
他方で、3月14日までの間に、3回接種をしても948人の方が感染しており、感染予防効果には限界も露呈しています。
【まとめ】
報道等によれば、感染者数だけにスポットを当て、若年層へのワクチン接種を急ぐべきとの論調が目立ちますが、オミクロン株の実情が浸透した中、強い副反応がある3回目接種はなかなか進まないのではないかと思います。
政府は「ワクワク割」といって、インセンティブをつけて3回目接種を推奨する動きもありますが、なにか違うような気がしています。
ワクチンを2回打っていても重症化していることから考えると、ワクチンの重症化予防効果は一定期間の経過で確実に落ちると考えられます。であるならば、若者の3回めのワクチン接種より、高齢者や基礎疾患を持つ方への適切な時期での4回目接種を推奨することが重要です。
コロナの感染者が増えることが必ずしも問題なのではなく、コロナにより入院する方、重症化する方が増えることが問題であるという本質に立ち返った対策を国には求めたいと思います。
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ホーム>政党・政治家>永森 直人 (ナガモリ ナオト)>【富山県新型コロナ】ワクチン接種は若者の3回目接種より、高齢者等の4回目接種を検討すべきでは?