2021/12/29
【自民党議員会と新田知事】
令和2年11月に新田県政が誕生し、はやくも14ヶ月が経過することになります。
令和3年は、大雪や新型コロナウイルスの感染拡大に伴う時短要請、鳥インフルエンザなど県民生活に大きな影響を与える事案が年初から発生しましたので、令和3年度予算編成にあたっても、こうした問題への対応が焦点となりました。
結果的には、自民党議員会として要望した飲食店の時短要請に伴う関連事業者(例えば種類販売事業者や代行運転事業者など)への給付金、大雪により倒壊した農業用ビニールハウスの復旧支援の拡充、中小企業の反転攻勢への支援金などにしっかりと対応していただきました。
数えてみますと、自民党議員会として新田知事に対し、予算折衝など含め7回要望の機会がありました。
予算、子どもPT、コロナ対策、児童相談所の機能強化など多岐にわたっています。
また年末にも、成長戦略の進捗状況について知事自らが出席し、説明もいただきました。
保守分裂選挙を経て、新田知事と自民党議員会の関係性について、様々な指摘がありますが、石井県政時代にもまして、我が党の思いをしっかり反映していただいているという印象があります。ワンチームを掲げる新田県政は、議会の声もしっかりと反映させようという思いが感じられます。
にもかかわらず、他方で、新田知事と自民党議員会の間には、なんとも表現に難しい溝の部分があるのも事実です。
県民の幸せという目指すべきところは共通であり、新年においては、さらに胸襟を開いて県政のより良いあり方について議論できる信頼基盤の構築を図っていく必要があると個人的には考えています。
【本年は選挙・選挙の1年でした】
もうそんなに経つのかと思いますが、本年は、富山市長選挙の自民党推薦候補をきめる予備選挙からスタートしました。
藤井裕久さん、平木柳太郎さん、種部恭子さん、藤井大輔さんと4名の同僚県議、舎川智也さん、久保大憲さんと2名の富山市議会議員が立候補され、党員・議員による投票や世論調査を踏まえて結果を決める予備選挙でした。
寒い中、連日、街頭演説会などが開催され、大いに盛り上がりました。
結果として、藤井裕久さんが予備選挙で当選され、その勢いのまま、4月の富山市長選挙においても見事、当選を果たされました。
しかし、続く高岡市長選挙においては、富山市同様に推薦候補の一本化を目指すべく、党員アンケートを実施するなど、これまでにない丁寧な議論をされたと思いますが、結果として、自民党推薦候補に決まった方以外も含め3名全員がそのまま本選挙にも立候補をし、結果として自民党推薦候補が破れ、角田悠紀さんが当選を果たしました。
昨年の県知事選挙以降(ひょっとしたらその前から始まっていたのかもしれませんが)、有権者の皆さんの投票に対する意識が大きく変化をしているように思います。
あくまで感覚的な話となりますが、過去の実績への評価や安定感よりも、変革を求め、また未来への期待値がより重視されているのではないかと思います。地方の疲弊が進む中、新型コロナは、その閉塞感に一層拍車をかけているのかもしれません。
自民党においても、こうした流れを敏感に察知し、脱皮していく必要があるようにも感じています。
秋には、衆議院選挙、射水市長選挙・市議会議員選挙がありました。
衆議院議員選挙については、大方の予想は11月7日もしくは14日と予測がなされており、この場合、衆議院選挙と射水市の選挙を同日選挙とすることとなっていました。ところが蓋を開けてみれば、誕生間もない岸田政権は10月31日の衆議院選挙を決め、ずいぶん驚いたことを記憶しております。
しかし結果的には、衆議院選挙については、富山県第三選挙区においては橘慶一郎候補が16万票以上を獲得し当選を果たされました。これは河野太郎さんに続く全国2番目の得票数だそうです。
また射水市長選挙は無投票で夏野元志さんが4選を果たされ、射水市議会議員選挙は自民党の公認・推薦・支持を受けた17名全員が当選を果たしました。他方で、射水市議選については、告示日の午後3時頃まで定数を超える立候補者が現れず、あわや無投票かとの情報も市内を駆け巡りました。また、結果として女性議員がいなくなるという事態ともなりました。議員のなり手不足は深刻であり、今後行われる定数議論においては処遇改善も含めての議論を期待したいと思います。
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