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永森 直人 ブログ

富山県成長戦略③〜まちづくり戦略〜

2021/12/13

富山県の成長戦略についての第3段です。

今回は、「まちづくり戦略」について考えたいと思います。

【「県の中間とりまとめ」ではどのようになっているのでしょうか】

●官民連携による富山らしい個性的なまちづくり

●田園地域では、①ワーケーションやサテライトオフィスの誘致を目指す、②オフグリッドやマイクログリッドの実証実験を行う。

●市街地では、①歩きやすいまちづくり、②ハッカブルな市街地空間

●2次交通で市街地と田園の両立

【ワーキンググループ(WG)での意見】

●まちに多様性とか個性が見えてこない

●かっこいい大人に出会う道筋がない。買い物など目的がないとまちに来ない。

●(デュッセルドルフを例に)自然や人間がまちづくりの中心

●次世代のプレイヤー不足。従来型の教育では難しい。

●コミュニティの脆弱化。住民のつながりや助け合いの基盤が揺らいでいる。

●市街地でMaasを通じたマルチモーダルのワンストップサービス化

●城端線氷見線のBRT化

●eスポーツの振興

●面白い取り組みが発信され遠くからわざわざ来る人が増え、自然につながることが大事。本当にやりたいことのためにしか人は動かない。

●資金面での支援など「踏み出すこと」を後押しするプラットフォームづくり。

●「どんなまちにしたいか?」についてわかりやすいビジュアルやスローガンが必要。富山が向かっているところを1点突破でなくても3点突破を考える(レイヤーに分けターゲット絞って考える)

●富山市でマイクログリッドの実証

●エネルギーの地産地消。中山間地域でのオフグリッド・マイクログリッドは難しく、県が先導プロジェクトを主導すべき。

●富山は資源はあるけど魅力がない。

【永森の意見】

やや厳し目に言うと、「県の中間とりまとめ」では、いわゆる戦略というには中身が乏しいという気がします。

WGの議論についても、論点が多岐にわたりすぎており、かつ抽象的な意見が多いという印象です。

「まちづくり」といっても考えるべきことは無数にあるように思いますが、

基本は、自ら住むまちに「誇り」を持てるまちづくりをいかに行うのか、「シビックプライド」という視点が重要であると思っており、そのために「歩いて楽しい美しいまち」、「ウェルビーイング度の高いまち」という点に留意する必要があります。

例えば

・自動運転やシェアバイク、シェアサイクル、電動キックボードなどモビリティそのものに楽しみやワクワクがある交通体系の整備

・まちの至るところでスポーツや文化に触れ合える環境づくり、地域の伝統や文化を守る取り組み。

・立山連峰などの景観を守る取り組み、古民家など既存ストックを再活用して古い街並みを守る取り組みなど住民が誇りを持てる景観づくり

そして、WGでも、中山間地域でのオフグリッドの先導プロジェクトという意見がありましたが、具体的なプロジェクトを動かすことが重要という気がいたします。

次回のテーマであるブランディング戦略とも関わることですが、県の中間とりまとめでも「富山らしい個性的なまちづくり」とありますが、確立されたイメージはないわけです。

「富山らしい」とは何か、もう少し突き詰めた議論も必要な気がいたします。

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著者

永森 直人

永森 直人

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肩書 富山県議会議員(4期)、富山県議会副議長、射水市消防団・団長、小杉まちづくり協議会会長
党派・会派 自由民主党
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